イチロー選手が活躍するマイアミ・マーリンズ、本拠地のマーリンズ・パークってどんなところ?

フロリダ州マイアミにあるマーリンズ・パーク。2012年にオープンして以来、MLBマイアミ・マーリンズの本拠地としていて、様々な野球の試合が行われています。日本人にとっては大スターのイチロー選手も2017年シーズン、このマーリンズ・パークでプレーしています。今回は、そんなマーリンズ・パークがどんなところなのか、ご紹介したいと思います。

 

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マーリンズ・パークのロケーション

 

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マーリンズ・パークは、マイアミのキューバ系移民が多く住むリトルハバナエリアにあります。マイアミ国際空港からパークまでは、車で約20分ほどです。また、パーク周辺は、キューバ人コミュニティーのため民家が多いです。パークから更に車を10分~15分ほど走らせると、キューバンレストランやお店が立ち並ぶメインエリア、またアメリカンエアラインズアリーナやショッピングモールのあるマイアミダウンタウンの方へも行けます。日本人観光客が宿泊する場合、治安と便利さから、マイアミダウンタウンエリアのホテルをおすすめします。

マーリンズ・パークの歴史

 

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2012年にマーリンズ・パークがオープンするまで、マイアミ・マーリンズチームは、マイアミ・オレンジボウルやハードロック・スタジアムを本拠地としていました。マイアミ・オレンジボウルは1937年に建てられましたが、2005年にハリケーン・ウィルマによってダメージを受け、2008年に完全に取り壊されました。取り壊された跡地に新しくオープンしたのが、このマーリンズ・パークです。

マーリンズ・パークの設備

 

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約37,000席を持つ大きなマーリンズ・パークですが、今までのスタジアムと違って、このスタジアムには屋根が付いています。え?屋根って特別な設備なの?って驚く方もいると思います。実は、今までマイアミにあったスタジアムには、屋根が付いていませんでした。そのため、突然雨が降ってきたりすると、選手も観客もずぶ濡れ状態!最悪の場合、試合が途中で中断されることも多々ありました。でも、この屋根のおかげで、選手も観客も天気に関係なく試合を楽しむことができます。この屋根の開け閉めはパーク内のコントロール室で行われ、オペレーション時間は約13分ほどです。また、エコにも優しく、省エネ設備になっています。

パーク内でのサービスや見どころ

 

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続いてパーク内でのサービスについてですが、無料でWi-Fiのインターネットサービスを利用できます。もちろん顧客サービスを向上させる狙いがあることは間違いありませんが、一方で戦略的にインターネット環境を整えることで、スマホで撮影した写真やビデオをFacebookやインスタグラムに随時アップしてもらい、認知度や好感度を高めるという狙いもあります。

また、試合観戦中に急にお腹が空いたときに利用できるフードコートがあります。アメリカンのファストフードがメインで、ホットドック、ピザ、サンドイッチ、ポップコーンなどがあります。また、冷たいビールやコーラなどもあるので、食事のお供にするにはピッタリです。他にもパーク内には様々な野球や野球選手に関するアート作品が展示されていて、ロイ・リキテンスタインやラリー・リバーズといったアメリカを代表するポップアーティストの作品を鑑賞することができます。野球観戦の目的で行っても、ついでにアートまでも楽しめるお得感があります。

パーク内のツアースケジュール

 

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ここまでパーク内の設備やサービス、見どころについて簡単に説明しましたが、もっと詳しく知りたい方は、ツアーに参加することができます。このツアーは、すべて英語で行われますが、参加費は1人10ドル、3歳以上の方対象になります。野球の試合が行われる日だけで、月、水、金、土曜日の10時、12時、14時の1日3回限定になります。興味のある方は、マーリンズ・パークの公式サイトで確認してみましょう。

今回は、マーリンズ・パークについて簡単に紹介してみました。現在、世界的に有名なイチロー選手がマイアミ・マーリンズで活躍していることもあり、日本からの観光客が増えています。みなさんもイチロー選手を応援しに、ぜひ同球場を訪れてみませんか?

 

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