観光大使はドロシー!?カンザス州で繰り広げられる「オズの魔法使い」の世界とは?

世界中で知られ、特にアメリカで愛され続ける児童文学小説「オズの魔法使い」。この物語は、アメリカのほぼ中心に位置するカンザス州から始まります。ひょんなことからオズの世界に迷い込んだ主人公のドロシー。彼女が何よりも望むのは、のどかな田舎のカンザス州に帰ることです。今回は、カンザス州にあるオズの魔法使いファンが訪れるべきスポットを紹介します。

 

アメスマバナー

Oz Museum(オズ・ミュージアム)

 

A post shared by Stasha Thomas (@mustasha94) on

Oz Museum(オズ・ミュージアム)は、世界最大の「オズの魔法使い」コレクションを保有・展示をしています。「オズの魔法使い」が紡ぐ100年以上の歴史を物語るような、2000を超えるアイテムの数々、ファンなら間違いなく感極まることでしょう。貴重な初版本や映画の小道具など、アメリカ史にとっても価値のあるお宝がずらりと並びます。

Oz Winery(オズ・ワイナリー)

 

A post shared by Laura Hiestand (@laura_hiestand) on

通称「Road to Oz (ロード・トウ・オズ)にあるワイナリー。大人へ成長した「オズの魔法使い」ファンがつい手に取りたくなる、登場人物の名前がつけられたワインが販売されています。ワインだけでなく、Tシャツやクッキーなど、お土産やプレゼントなどに最適なアイテムも豊富です。

OZtoberFest(オズトバー・フェスト)

 

A post shared by Seth Sherwood (@__sethsherwood__) on

OztoberFest(オズトーバー・フェス)では、オズ・ミュージアムを始め、各施設で「オズの魔法使い」に関するイベントが催されます。スペシャルゲストを招いたトークショーや仮装コンテスト、謎解きやスポーツバトルなど、盛りだくさんの内容です。もちろん犬のトトをフィーチャーしたタコスを味わうこともお忘れなく!

Yellow Brick Road(イエロー・ブリック・ロード)

 

A post shared by Raye Carole Brasseaux (@raye_cb) on

「オズの魔法使い」の物語において、イエロー・ブリック・ロードは重要な意味を持ちます。物語の道標、いわゆる冒険の始まりです。こちらのイエロー・ブリック・ロードには、1万を超えるレンガが使用されています。それぞれのレンガには名前が刻まれているので、ぜひ誰もが知る有名人の名前を見つけてみてください。

Dorothy’s House & Land of Oz(ドロシーズハウス・アンド・ランド・オブ・オズ)

 

A post shared by Josh Holmes (@josholmes1987) on

不思議の国に入り込んだのは、アリスでもなくドロシーでもなく、あなたでした!こちらでは、ドロシーの格好をした女の子がドロシーの家を案内してくれます。ドロシーがどうしても帰りたかった我が家、ぜひ居心地の良さを体験してみてください。ただし、等身大の登場人物の人形がお出迎えしてくれるので、安心感より不気味さを覚えるかもしれません。

世界で有名な物語である「オズの魔法使い」ですが、その物語の中心となるのは、アメリカの中でも存在感がちょっと薄いカンザス州。見渡す限りの牧草、広大な畑、のんびりとした田舎というイメージがあるカンザス州ですが、「オズの魔法使い」ファンから見れば憧れの土地です。靴のかかとを3回鳴らしたら、アメリカのへそ、カンザス州を目指しましょう。

 

アメスマバナー