アメリカで日系人文化に触れてみませんか?日本文化の素晴らしさを再発見できる、日系人博物館やイベントをご紹介します!

日系人が多く住む州

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日系人とは、一般的に日本人の血を引くアメリカ人のことを言います。でも、その時代によって、少し意味のとらえ方が違うかもしれません。特に、一世、二世、三世と呼ばれるようになったのは、日本からの移住者が増えた第二次世界大戦後になってからだそうです。また、時代と共に、他の人種との結婚などもあり、現在では日系人という言葉には広い意味があります。 少し統計データ(2000年)が古いですが、日系人が多く住む州はカリフォルニア州、次いでハワイ州、ニューヨーク州、ワシントン州となっています。このような州には、日本人コミュニティーやミュージアムといった、日本文化を広める目的で様々な日本に関する活動やイベントなどが催されています。

フロリダ州の日系ミュージアム

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筆者の住むフロリダ州は、他の州と比べると日系人及び日本人の数がとても少ないですが、モリカミ博物館(Morikami Museum and Japanese Gardens)と呼ばれる日本庭園を兼ねた大きなミュージアムがあります。筆者自身も、過去にボランティアでこちらの博物館を何度かお手伝いしたことがありますが、意外にも?日本の文化に興味を持っているアメリカ人ってとっても多いんです!日本に興味を持ってくれる外国人が多いって、嬉しいですよね。

日系ミュージアムってどんなところ?

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全米にある日系ミュージアムでは、それぞれの施設がオリジナルの活動やイベントを行なっていることが多いです。一般的には日本の文化を次世代に残したいという目的を持っているため、ミュージアム内では、日系人の歴史をはじめ、アメリカで活躍する日系人の紹介、日本の折り紙や墨絵といったアーティスト作品や骨董品などの展示が行なわれています。また、場所によって、地元の人達向けに日本語コースを開講しているところもあります。 下記に紹介する全米日系人博物館は、ロサンゼルスのLittle Tokyoと呼ばれる日系人コミュニティーエリアにあります。貴重な昔の映像画像や、情報展示があることで知られています。

日系二世達による日本祭(Nisei American Japanese Festival)

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また、毎年8月にはこのLittle Tokyo エリアにて、Nisei Week Japanese Festivalというイベントが行なわれます。このイベントでは、和太鼓や田楽踊りのパフォーマンスをパレードスタイルで行います。また、日本の食べ物の屋台などが並んだりして、誰でも気軽に参加することができます。アメリカで日本文化がどのように紹介されているか、興味でのぞいてみるのも良いかもしれませんね。 実際、日本から観光でアメリカへ行く場合、あえて日系ミュージアムに行きたい!という目的を持って行く人は少ないかもしれません。でも、長くアメリカに住んでいると、ふとした時に自分の生まれ育った国の文化に触れたいと思う時があると思います。そんなときは、ぜひ日系ミュージアムやイベントを訪れてみては?日本文化の良さを再発見できるかも!?