アメリカで一番有名な日本人女性って誰？殿堂入りのあの人から意外なあの人まで、アメリカで話題になった日本人女性とは？
日本女性の中で、知っている有名人の名前は？アメリカ人に尋ねてみると、当たり前といえば当たり前かもしれませんが、すぐに返事が返ってこない、もしくは見当外れなアジア人の名前が飛び出すこともあります。アメリカにおいて、絶大な知名度を誇る日本人女性は稀です。ただし、日本人が知らないだけで、実はアメリカで有名な日本人女性がいることもあるんです！そこで今回は、定番から意外な人まで、アメリカで名前の知られる（可能性が高い）日本人女性を紹介します。
Yoko Ono（オノ・ヨーコ）
この人を差し置いて、他の名前をあげることはできません。20世紀を代表するロック・バンドであるビートルズのメンバー、ジョン・レノンの妻であり、自身も芸術家として幅広く活動しています。ジョン＆ヨーコのカップルは、ビートルズファンだけでなく、世界中の人々の度肝を抜きました。あまりに時代の先を走りすぎて、周囲がついていけなかったことも。良い意味で、日本人女性が抱かれる内気なイメージをぶち壊した先駆者といえるでしょう。 彼女ほど知名度の高い日本人はいません。今後オノ・ヨーコを超える日本人女性は、現われるのでしょうか？こうご期待です！
PUFFY（パフィー）
大貫亜美と吉村由美で1996年に結成された、女性ボーカルデュオのPuffy。なぜPuffy？むしろ、perfumeじゃないの？どこからともなく、そう囁かれる声が聞こえるような気がします。しかし！意外と知らない日本人も多いかもしれませんが、実はアメリカにおいて彼女たちをモデルにしたアニメ（Hi Hi PuffyAmiYumi Show）が2004年から2007年まで放送されていました。そのため、ある時期のアメリカでものすごくPuffyの知名度が上がったのです。さらに、『TEEN TITANS』というアニメ主題歌も担当、小さい子どもたちや大きなお友達を中心に人気を集めました。そんな過去の功績もあり、彼女たちを知るアメリカ人が一定数いるわけなのです。
Miku Hatsune（初音ミク）
アメリカ人の知る日本人女性は、残念すぎるほど少ないという事実に向き合わなくてはなりません。むしろ、人間よりもボーカロイドのほうが、日本人女性（？）の知名度向上に一役かっている現状があります。まさに、ありがたや初音ミクさま状態です！緑色のツインテールで踊り歌う彼女に日本人要素は少ないですが、歌舞伎や米国版トヨタCMとのコラボなど、日本のPRを色々と頑張ってくれています。これからの時代は、生身の人間より有名なセレブAIが誕生するかもしれません。その際は、できればカタカナの名前ではなく、「花子」レベルのガチガチの和名をつけていただきたいものです。
Tao Okamoto（岡本タオ）
モデルと女優、両方で着実に知名度を持っているのがTAOです。どちらか一方でキャリアを積む日本女性は今までもいましたが、彼女のようにアメリカとヨーロッパで成果を残している人は極めて稀といえるでしょう。ミステリアスなアジアン・ビューティー、か細くて楚々とした感じがよりアメリカ人の心をくすぐるのかもしれません。ドルチェ＆ガッバーナ、トミーヒルフィガー、ラルフローレンなど、名だたる有名ブランドのキャンペーンに参加した経歴の持ち主です。 彼女の知名度を押し上げたのが、2013年公開の『The Wolverine』、この映画のおかげで彼女を知った日本人も少なくないでしょう。ちなみに、The Wolverineには、よく似た境遇で知名度を広げる福島リラも出演しています。
アメリカでは、特定の人物名より「geisha（芸者）」のほうが知られているかもしれません。ただ、良いこともあります。知っている日本人女性をアメリカ人に質問することで、その人の興味のあるジャンルを推理できるかもしれません。たとえば、美術関係なら草間彌生、音楽関係ならBABYMETALのように、相手の好みに合わせた会話を楽しむことができます（まったく出てこなければ、あまり意味はありませんが）。とにかく、この方法を上手く活用するためにも、アメリカで活動する（または話題になった）日本人女性をぜひチェックしてみてください。