ハリウッドで成功する映画は人類がピンチに陥りやすい?世界の終わりを描いたアメリカが主役の「終末系」映画名作5選!

宝くじなら喜んで、こちらの当たりはいりません。人類VS巨大隕石

Deep Impact(ディープ・インパクト)

公開:1998年 出演:ロバート・デュヴァル、ティア・レオーニ、イライジャ・ウッド パニック映画というよりは、人間ドラマの決定版と呼ぶにふわさしい作品です。巨大隕石が地球に衝突するまで約1年間、登場人物のさまざまな人生模様や、人類滅亡を阻止する政府の対策を丁寧に描いています。観る人の立場や年齢によって、感情移入できるキャラクターが異なるはずです。また、時を重ねて再度みなおすと、さらに違った感想を持つかもしれません。数々の名優が登場しますが、その中でも特にモーガン・フリーマンの大統領役は必見です!

Armageddon(アルマゲドン)

公開:1998年 出演:ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リヴ・タイラー あえて言葉を選ばないのであれば、「男くさい、オヤジの愛」が詰まった映画です。パニック映画らしい、ハチャメチャ感を保ちつつ、色々な愛の形を垣間見ることができます。地球滅亡を阻止するために宇宙に派遣されたのは、NASAのクルー6人+「穴掘りのスペシャリスト」でアクの強い14人の石油発掘チーム。設定からしてアクセル全開、地球の未来を託すには不安すぎる男たちの活躍を見守りましょう。そして、やばいヤツを演じさせたら一級品、スティーヴ・ブシェミの怪演もお楽しみください。

全世界の恩人?地球の危機はウィル・スミスにおまかせ!

Independence Day(インデペンデンス・デイ)

公開:1996年 出演:ウィル・スミス、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラム 異星人による人類の滅亡、宇宙船からの攻撃で大都市が派手に壊滅させられます。滅亡の原因は自然界の脅威でもなく、人間同士の争いでもない、宇宙人こんにちわSF作品です。こちらも、男たちの熱い生き様を観ることができます。SFお約束のエリア51も登場!空中戦などの爽快なアクションが満載、きっと何も考えずに没頭できるはずです。この作品が、のちに続くウィル・スミスと人間以外との戦い(交流?)の始まりだったのかも?

I Am Legend(アイ・アム・レジェンド)

公開:2007年 出演:ウィル・スミス、サリー・リチャードソン、ダッシュ・ミホック ある伝染病が原因で、地球上の人類がほぼ絶滅した世界。人間を異形のモノに変化させたウィルスと、その異形のモノであるダーク・シーカーとの攻防を描いた作品です。廃墟を通り過ぎ、自然の姿に戻りつつあるニューヨークが舞台。マンハッタンで唯一の生存者である主人公、心の支えは相棒で親友の愛犬サムだけです。じわじわと迫る孤独と戦いながら、ほかの生存者を懸命に探し続けます。エンディングが2パターン用意されている点にも注目です。

守るべき地球が人類に牙をむく、逃れられない自然災害の脅威

The Day After Tomorrow(デイ・アフター・トゥモロー)

公開:2004年 出演:デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール 隕石、宇宙人、感染、どれもこれも恐ろしいですが、ちょっと現実味がない気もします。人類滅亡の引き金となる可能性が高く、現実味を帯びているのは、やはり地球の異常気象かもしれません。The Day After Tomorrowでは、自然災害が怒濤のように人類を襲います。現代に到来した氷河期、ニューヨークは氷漬けに!この作品を観るとキリモミ式火起こしまでとはいいませんが、マッチくらいは使えるようになりたいと思うかもしれません。 いつかくる終末に警鐘を鳴らしつつ、人類滅亡をエンターテインメントに変えちゃうアメリカ。ただ、どの作品も破壊や絶望を描くのではなく、小さくても希望があるところが素晴らしい!最期の審判に黙示録、いわゆる宗教観もあいまって、アメリカ人は終末系映画に色々と思うところがあるのかもしれません。難しい話は置いといて、世界が終わるその日、自分は何をして過すのか想像を膨らませながらごらんください。