有名すぎて今更聞けない?NYブロードウェイの概要、絶賛公開中の映画から舞台化された女性におススメ作品2本を紹介します!

そもそも、皆がイメージするブロードウェイって何?

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言葉自体は馴染みのある「ブロードウェイ」。ブロードウェイ=ミュージカルや舞台という連想は簡単にできても、詳しく正確に説明できる日本人は意外と少ないかもしれません。実のところブロードウェイ名義の通りは、アメリカに何カ所も存在しています。 いわゆるミュージカルの聖地として知られるブロードウェイは、ニューヨークにあるマンハッタンを南北に伸びる大通りのことです。高層ビルや商業施設が密集している地域で、タイムズスクエアやロックフェラーセンターなどもこちらのエリアにあります。ここを押えておけば、お手本のようなアメリカ観光ができることでしょう。

動員できる観客数で呼び名が変わる、ブロードウェイにある劇場たち

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さらに深掘りすると、「ブロードウェイ・シアター」という言葉に辿り着きます。ブロードウェイには大小たくさんの劇場があり、その中でも500席以上を有する劇場こそがブロードウェイ・シアターです。ちなみに、100から499席の場合はオフ・ブロードウェイ・シアターと呼ばれます。 オフ・ブロードウェイ・シアターで人気を得た作品は、ブロードウェイ・シアターに舞台を移して公演されることも少なくありません。映画化されて世界中でヒットした「レント」もその中のひとつです。いずれにせよ、ブロードウェイでは、ほぼ毎晩休みなく約50作品が公演されています。

現在ブロードウェイで公演中、勇気と元気をもらえるオススメ2作品

Kinky Boots(キンキー・ブーツ)

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イギリスとアメリカ合作の映画、実話を元に制作されています。舞台版では、この2005年に公開されたKinky Bootsをよりパワフルにミュージカル化!アメリカを代表するシンガーのひとりシンディ・ローパーが楽曲を提供し、「ミセス・ダウト」や「インディ・ペンデンスデイ」にも出演した俳優ハーヴェイ・ファイアスタインが脚本を担当するなど、制作陣も豪華な大ヒット作品です。つぶれかけた靴工場の跡取り息子チャーリー、そしてドラァグクイーンのローラ、この主役2人によって物語は展開してきます。父と子の葛藤、偏見や差別、靴工場だけでなく価値観や人生そのものを「再生」させてゆく、ナイスで奇妙なコンビから目が離せません。

Mean Girls(ミーン・ガールズ)

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ロザリンド・ワイズマンのノンフィクション小説「Queen Bees and Wannabes」が原作、2004年にリンジー・ローハン主演で映画化されました。主人公のケイディは、アフリカのサバンナで育った純粋無垢な女の子です。そんな彼女が飛び込んだのが、クイーンビーであるレジーナを頂点としたスクール・カースト万歳なアメリカのハイスクール。転校当初はイケてないグループに所属していた彼女ですが、ひょんなことから階級の上位クラスへと登りつめます。どんどん嫌なヤツになるケイディ、もはや彼女は身も心もクイーンビーになってしまったのでしょうか?人気者とは何か、友情とは何か、10代を経験した人ならきっと共感できるはずです。ちょっぴりイジワル、それでいてキュートな女子高生たちの世界を描きます。 まさに舞台の本場、多くの舞台俳優が夢見るブロードウェイ!生で観るお芝居は、テレビや映画館で味わうことのできない新鮮さに満ちています。同じ公演であっても、毎回まったく同じ演出や演じ方とは限りません。また、ちょっとレアな場面に遭遇できるのも、舞台のいいところです。会場の一体感を楽しみつつ、一瞬たりとも見逃せない感動の舞台を満喫しましょう。