【2019年版】アメリカの夏の醍醐味と言えばコレ!巨大野外音楽フェスまとめてみました!

SXSW サウス・バイ・サウスウエスト

 
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サウス・バイ・サウスウエストは1987年から行われていますが、世界中からアーティストが「Live Music Capital of the World」と呼ばれるテキサス州オースティンに集結、恐らく世界一の音楽&映画の祭典です。最近はそれだけでなく、ゲームやコメディーといった枠もあるそうで、巨大なクリエイティブ学会が街にやってくるような感じになっています。 ライブパフォーマンスだけではなく、ミュージシャンらによる講義やワークショップも魅力です。今年はガービッジのシャーリー・マンソンや、インスタグラムCEOによるスピーチがあります。この時期にオースティンを意味もなく訪れるのは無謀と言えますが、街を歩いていると「あれ、レディガガじゃね?」となったりするのもサウス・バイ・サウスウエストならでは。

Coachella コーチェラ

 
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チャイルディッシュ・ガンビーノ、テーム・インパラ、アリアナ・グランデがヘッドライナーとして発表されていますが、コーチェラは毎年サプライズの多いブッキングを行うことでも知られています。毎年10万人ほどの音楽ファンらが、カルフォルニア州インディオ、エンパイア・ポロ・クラブに集結します。 LAX空港からシャトルバスも出ていますが、会場は空港から大体車で東へ2時間半程度の場所にあります。エンタメ雑誌などで、一番よく取り上げられるのがこのフェスティバル。THE音楽フェスといった感じなのが、このコーチェラですね。過去6年間、チケットは発売開始から1時間以内ですべて完売しているそうです。

New Orleans Jazz & Heritage Festival ニューオリンズ・ジャズフェスティバル

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1970年から行われているニューオリンズ・ジャズフェスティバルは、アメリカでもっとも歴史のある音楽フェスティバルのひとつで、規模の大きさも全米最大級です。昨年も50万人もの観客が訪れ、ジャズやブルース、ロックやルーツ・ミュージックに酔いしれました。 1月現在でまだ出演者リストは出ていませんが、昨年はエアロスミス、スティング、2017年にはスティービー・ワンダーやトム・ぺティーが公演を行っており、殿堂入りの特大アーティストを起用することで有名です。

Hangout Music Festival ハングアウト

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ハングアウトの今年のヘッドライナーは、トラヴィス・スコット、カリード、カーディ・B、ザ・ルミニアーズなど。若い子中心、軽いノリのビーチパーティーという雰囲気で、ステージアーティストもそれに合ったラインナップにしているのだそう。今年の初夏、ビキニ美女らと一緒に弾けたい人はメキシコ湾を望むアラバマのリゾート海岸へGO!コーチェラと同じ会社主催です。

Rocklahoma ロックラホマ

https://www.instagram.com/p/BuYtmINgc7P/ 絶滅危惧種、HR/HM系フェスティバル。今年のヘッドライナーはオジー・オズボーン、彼のフェアウェルツアーの皮切りがこのロックラホマとなるようです。2019年はキッスファンには嬉しいラインナップで、エース・フレーリーやトリビュートバンド、ストラッターの出演があります。今一番熱いピュア・ロックは、オクラホマのロックラホマで!アメリカンおやじギャグ全開、こぶしを上げ歌いまくりましょう。ミスコンもあります。

Movement ムーブメント

https://www.instagram.com/p/Burg51KB2kM/ ミシガン州デトロイトで行われる、EDMメガ・レイブパーティー/電子音楽祭。エレクトロニック・ダンス・ミュージックの一種であるテクノは、1980年代中盤頃にデトロイトで産声を上げたとされています。1988年に音楽のジャンルとして認められ、現在多様な種類のテクノミュージックが存在しますが、デトロイト・テクノこそがそのすべての基盤になっているのです。ラインナップはパイオニアから、次世代のイノベーターまで様々。デトロイト市長までもがムーブメントの週を「テクノ・ウィーク」と宣言、公式文書に署名しています。

Governors Ball ガバナーズ・ボール

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ザ・ストロークス、タイラー・ザ・クリエイター、フローレンス・アンド・ザ・マシーンが今年のヘッドライナー。2011年にガバナーズアイランドで始まったガバナーズ・ボールですが、音楽だけでなく、屋台グルメやフードトラックのクオリティーが非常に高いことでも有名です。地下鉄やフェリー、バスなどで会場入りできますが、そこからはマンハッタンのビル群が綺麗に見え、「アメリカで音楽フェス楽しんでます感」をより盛り上げてくれます。

Bonnaroo ボナルー

https://www.instagram.com/p/BuMKL-sFmQW/ 会場はチャタヌーガとナッシュビルの中間地点、ボナルーはテネシーの大自然の中で2002年から行われているファンキーでヒッピーな雰囲気の音楽フェスです。今年のボナルー出演者はフィッシュ、チャイルディッシュ・ガンビーノ、ポスト・マローン、ザ・ルミニアーズ、カーディ・B、ソランジュなど。ボナルーはコーチェラ、ロラパルーザと共に、アメリカ3大音楽フェスのひとつとされています。

Lollapalooza ロラパルーザ

 
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90年代前半グランジ・オルタナ系初老の方にしてみれば、ロラパルーザと言えばジェーンズ・アディクションのペリー・ファレルが作ったやつ!なのですが、ロラパルーザは2005年からシカゴを永住の地として、今でも野外音楽フェスとして存在しています。ダウンタウンのグラントパークで毎年行われますが、かなり込み合うことでも知られています。 ロラパルーザ2019のラインナップはまだ発表されていませんが、昨年はザ・ウイークエンド、ブルーノ・マーズ、アークティック・モンキーズなど。老若男女楽しめる感じ、昔とは少し違います。

Riot Fest ライオット・フェスト

 
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名前からお察しのように、パンクの祭典です。2005年初開催当初から、ミスフィッツやザ・ストゥージズ(イギー・ポップ)、バズコックス、さらにはマッドハニーやL7など懐かしのパンクロックな面々のリユニオン的ブッキングを多く行っています。 今年2019年の出演アーティストはまだ決まっていません。昨年はブリンク182のドタキャンで揉めたようですが、ウィーザー、ベック、ラン・ザ・ジュエルズ/インキュバスがヘッドライナー。その他プッシー・ライオット、リズ・フェア、エルビス・コステロなど気になる名前も。今年15周年ということで、先行販売チケットは「たったの」$115です。

Austin City Limits オースティン・シティ・リミッツ

https://www.instagram.com/p/BqqRmbDAjPO/ よくオースティン・シティ・リミッツ(ACL)とサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)はどう違うの?という質問をされますが、サウス・バイ・サウスウエストはオースティンの街全体で行われるのに対し、オースティン・シティ・リミッツはジルカーパークのみ1カ所複数ステージで行われます。映画やゲームなど、他のジャンルには触れないピュアな音楽のフェスティバル。 まだラインナップは発表されていませんが、毎年世界を代表する巨大ミュージシャンらがやってきます。昨年のヘッドライナーはポール・マッカートニーとメタリカ。オースティン・シティ・リミッツは他とは次元が違います! 多くのフェスティバルが現れては消え、伝説化していきます。来年あるかどうか分からない、だからこそ今年行っておきたい!のが音楽フェス。今後どんどんステージアーティストが追加されていく予定ですので、公式サイトのチェックをお忘れなく。音楽フェスは音楽好きの皆が力を合わせて作るもの。マナーを守って基本の安全対策を行い、気持ちよく音楽とアメリカを楽しみましょう。ウッドストックがそうであるように、孫の代まで語り継げる最高の思い出になると思いますよ。