ハリウッドよ、永遠に!アートなお墓に胸が熱くなる、ハリウッド・フォーエバー墓地で人生を見つめ直そう

縁もゆかりもなければ立ち寄ることはない、むしろ自ら進んで近づきたくないのが墓地というものです。しかしながら、世界に名を轟かせるハリウッドには、ちょっとそこまで感覚で立ち寄りたくなる「Hollywood Forever Cemetery(ハリウッド・フォーエバー墓地)」があります。今回は、アメリカを魅了したスターはもちろん、アメリカの歴史を築いてきた著名人のお墓もずらり、まるでオシャレな公園のようなハリウッド・フォーエバー墓地を紹介します。

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ハリウッド・フォーエバー墓地は、「墓地」でありながら「観光地」としても人々から親しまれています。ハリウッドの成長と共に歴史を重ねてきたと行っても過言ではなく、今からおよそ100年以上前の1899年に開園されました。

また、著名人だけでなく、地元のLA市民も利用する普通の墓地という側面もあります。観光資源にもなっている墓地に加え、葬儀場や火葬場など、終焉の儀式に必要な施設が一挙に揃った場所です。さらに、ハリウッドのエンタメ性は墓地でも健在!夏に開かれる毎年恒例の「墓地上映」では、霊廟の壁を利用して往年のハリウッド映画の鑑賞会が楽しまれています。

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どこか閑散としていて寂しげ、そんなジメッとした墓地のイメージはドコ吹く風。開放感たっぷりで緑豊かな空間に、つい時間が経つのも忘れてしまうことでしょう。何を隠そう、ハリウッド・フォーエバー墓地はLA市民の憩いの場、文化センターのような役割も果たしています。

屋外で開かれる夏のイベントや11月の「死者の日」を含め、施設内にあるMasonic Lodge(メソニック・ロッジ)で催されるライブやショーを一番の目的としている人も少なくなくありません。こちらは別途チケットの購入が必要ですが、常時売り切れが多発する人気のラインナップ!興味のある人は早めに予約購入しておきましょう。

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アメリカのキス文化はお墓にまで浸透しているようです。お墓にキスするなんて、アメリカ人は変?いえいえ、日本人も御利益があるからと墓石(ねずみ小僧のお墓など)を削って持って帰る風習も一部あるので、一概にアメリカ人の墓石キッスをどうこう言えません。

特にアメリカの偉大なパンク・バンド、ラモーンズのオリジナル・メンバーであるDee Dee Ramone(ディー・ディー・ラモーン)のお墓には、訪れる人々による鮮やかなキス・マークが絶えません。

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ハリウッド・フォーエバー墓地に眠る偉大なスターは人間ばかりとは限りません。ミュージカル映画「オズの魔法使い」でトトを演じたドッグ・アクター、テリーのお墓もあります。犬といえどもハリウッド・スターに相応しい、なんとも立派なお墓です。たとえテリーほどの功績を残していなくても、あなたが犬好きなら自身の愛犬にもこんなお墓を建ててあげたくなることでしょう。

それぞれのお墓のオブジェや添えられた言葉を眺めてみてください。お墓に対する価値観が変わるかもしれません。

ハリウッド・フォーエバー墓地はアメリカの歴史登録財に指定されているだけあり、まるで美術館や博物館さながらの価値ある見所が存在しています。ただし、あくまで「墓地」であることを忘れてはいけません。ついさっき葬儀を終えた人たちとすれ違うことだってあります。ハリウッド・フォーエバー墓地を訪れる際は浮れすぎず、節度を持って見学させてもらいましょう。