アメリカでは誰もが知っている絵本作家ドクター・スース、絵本を読んで、親子でゆかりの観光スポットを訪れてみよう!

ドクター・スースとは?

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ドクター・スース(本名:シオドア・スース・ガイゼル)はアメリカ、マサチューセッツ州スプリングフィールド出身の絵本作家です(1904年~1991年没)。ユニークな画風とライム・リズム(韻を踏んだリズム)を取り入れた絵本を多数出版していて「現代のマザーグース」とも呼ばれています。アメリカの子供たちは皆、ドクター・スースの絵本を読んで育つと言われるほど、人気のある絵本作家の一人です。

ドクター・スースの絵本

The Cat in the Hat(キャット・イン・ザ・ハット)

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ドクター・スースの代表作と言えば『The Cat in the Hat』です。ユニークな猫のイラストは見たことがある人も多いのではないでしょうか。帽子をかぶった猫がたいくつな雨の日にやってきて、いつの間にか家じゅう大変なことになってしまいます。ライムと韻を駆使したリズム感のある英語の音を楽しめる絵本です。2003年には映画化されています。

Horton Hatches the Egg(ぞうのホートンたまごをかえす)

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ぞうのホートンを題材にもう1冊『Horton Hears a Who!(ぞうのホートンひとだすけ)』が出版されています。お人よしなぞうのホートンが奮闘するお話です。メッセージ性もあり、学校などの推薦図書としても使われている絵本です。こちらもアニメ映画化されています。

How the Grinch Stole Christmas!(いじわるグリンチのクリスマス)

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クリスマスが大嫌いないじわるグリンチがクリスマスをぶち壊そうと、ダレモ村からすべての「クリスマス」を盗もうとたくらむユニークなお話。ジム・キャリー主演の『グリンチ』として実写映画化されました。

ドクタースースゆかりの観光スポット

The Amazing World of Dr. Seuss Museum(ドクター・スース国立記念館)

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ドクター・スース生誕の地、スプリングフィールドのミュージアム内にドクター・スース記念館がオープンしました。ドクター・スースの絵本や彼にまつわる品々が紹介されています。子供連れでも楽しめる、ドクター・スースファン必見のスポットです。

Dr. Seuss National Memorial Sculpture Garden(スカルプチャー・ガーデン)

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ミュージアムの施設内にある庭にはドクター・スースの大きな銅像が設置されています。ミュージアムを見学した後は庭園でゆっくりお散歩を楽しんでください。

Legends Gallery(レジェンド・ギャラリー)

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ドクター・スースはカリフォルニア州サンディエゴのラホヤに移り住み、1991年に亡くなるまでこの地で執筆活動をつづけました。そのため、ラホヤにある大学やミュージアムでは彼の特別展示や講演が行われることも多いです。Legends Galleryでは、ドクター・スースの原画を見ることができます。 英語を学ぶにも最適なドクター・スースの絵本。独特な絵柄と英語ならではの楽しいリズムで、子供から大人まで楽しめます。お気に入りの絵本を持って、ドクター・スースゆかりの地を訪ねてみてはいかがでしょうか?