アメリカには、誰にでも永住権を手にするチャンスあり?毎年行われるグリーンカード抽選(DV)プログラムとは?(本文中に追記あり)

グリーンカード抽選プログラムとは?

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グリーンカード抽選プログラムとは、アメリカへの移民の率が低かった国々の人々を対象に年間で5万件の永住ビザ(通称DV:Diversity Visa)が抽選で発行されるプログラムです。日本も対象の国になっており、毎年300人前後が当選しているようです。 抽選はコンピュータによりランダムに行われますが、6つの地域に分け移民の率が低い順に数が配当されています。広く平等な移民を受け入れるためのアメリカ政府の政策の一つです。

応募資格

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DVビザへの応募資格は下記2点のみとなります。 1.高卒以上の学歴 or 2年以上の研修もしくは職務経験 2.対象国生まれ その他に逮捕歴がない、過去に不法移民歴がない、などの細かい条件はありますが、大抵の日本人であれば申し込みが可能になっています。また日本国籍がなくても、日本で出生していれば申し込むことが出来ます。

申請するためには

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DVビザの申込はアメリカ政府の抽選プログラム申請のページで行うことが出来ます。グリーンカード抽選プログラムで検索すると代行業者のサイトがたくさん表示されますが、個人で行えば無料で申し込むことが出来ます。 申込期間や申請方法などは毎年少しずつ変更されているので、事前にインストラクションを確認するようにしてください。 米国国務省領事局ウェブサイト:https://travel.state.gov/content/travel/en/us-visas/immigrate/diversity-visa-program-entry.html 申請ページ:https://dvlottery.state.gov DV-2019の実施日程は2017年10月3日正午~2017年11月7日正午(アメリカ東部時間)までとなっていました。抽選確認は2018年5月1日~2019年9月30日まで。例年9月末~10月初旬に申込開始になっていて、大体1カ月間の受付になります。申込期間が急に短縮される場合もあるので、受付が始まったらすぐに申請するようしましょう。

もし当選したら

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グリーンカード抽選プログラムに当選したらKCC(抽選グリーンカードの当選手続きを担当するアメリカ国務省の機関)宛に写真や書類を準備し健康診断を受け、アメリカ大使館でビザインタビュー(面接)に臨みます。 もし当選したらすぐに手続きを始めてください。辞退者を見込み少し多めに当選者を出しているため、DVビザ割り当て数を超えた場合はインタビューを受けることができない場合もあるそうです。 世界のDVビザ当選確率は1%以下、と低いものになっていて当選するのはかなり難しいかと思います。けれど誰でも無料で気軽に申し込みができるのが魅力的ですよね。もしアメリカ永住を考えているのならば、ダメもとでも抽選プログラムに応募してみてはいかがでしょうか?