アメリカのイミグレで別室へ連れて行かれた!背筋が凍るような実体験談と再発防止策とは?

イミグレ=イミグレーション(imigration)とは、外国人が他国に出入国する際に受ける審査のことです。海外旅行で飛行機が目的地に着いて、パスポートを出して、サイトシーイング??などと聞かれるところです。観光などであれば、すぐに通過できるのですが、筆者は何と別室に連れて行かれるという事態に遭遇しました。そこで今回は、いわゆる別室送りとなった時の様子をご紹介したいと思います。

アメリカ入国には帰国便の予約があることが必須条件!


たくさんの移民がいるアメリカでは不法移民や不法滞在を防ぐために、帰国便の予約があることを証明できないと入国させてもらえません。もちろん例外はあって、特殊なビザを持っての入国の場合は帰国便は不要ですが、我々日本人がESTA(エスタ)を使ってビザ免除プログラムでアメリカへ入国する場合は、帰国便の予約を証明できなければなりません。ESTA(エスタ)やVISA(ビザ)について詳しくないという方は、mAmerica別記事「アメリカに行くなら知ったおきたいVISA(ビザ)とESTA(エスタ)、アメリカ入国に必要なこの2つを徹底解説!」で詳しく説明しているので、ご参照ください。

そもそも帰国便の予約がないと、航空会社が日本からの飛行機に乗せてくれません

帰国便の予約がないまま、アメリカへ飛行機で到着してもイミグレで入国拒否され、アメリカの地を踏むことなくそのまま飛行機に乗って日本へ帰らなくてはいけません。厳密には、帰国便のチェックを怠った責任は利用する航空会社に帰属するようで、日本の空港でチェックインの段階で、帰国便の予約がなければ飛行機に乗せてもらえない可能性大です!

体験談 〜片道切符でチェックインさせてもらえない~

数年前、ESTA(エスタ)で滞在可能最大の3ヶ月間、ニューヨークへ行くという友達を見送りに羽田空港へ行きました。友達は帰国日をはっきり決めていなかったため、帰国便のチケットを購入せずに、羽田でチェックインしようとしました。その結果、航空会社から搭乗NGを出され、今この場で帰国便を購入すれば乗っていいと言われ、泣く泣くかなり高い値段でネットで帰国便を購入していました…。

帰国便の予約があったとしても、落とし穴が!!

ここで本題、筆者の別室に送られた話に戻ります。筆者はちゃんと帰国便の予約もあり、ESTA(エスタ)もちゃんと取得してイミグレに臨んだのですが、それでもダメだったんです。いつものように、滞在期間や滞在場所、目的等を聞かれました。2週間、バケーション、ホテルはAirbnbと答えました。そして問題の帰国便の話。

イミグレ職員:帰りのフライトチケットはあるか?

私:もちろん!

イミグレ職員:じゃ、見せて?

私:あ、アプリに保存してるんだけど、電波がなくて開けない!!

イミグレ職員:OK、じゃ君にはオフィスに行って色々聞かなくちゃいけないなー。Let’s go!

今回自分自身で直接エアラインのサイト(アプリ)からフライトチケットを予約しました。プリントアウトの必要性なんて全く考えずに日本を出国していました。ということで、裏の別室へ連れて行かれるのでした。。。

とにかく根掘り葉掘り聞かれる質問タイムの始まり

裏のオフィスに連れて行かれたら、まずはイミグレカウンターで聞かれたことをもう一度答えました。その後、バケーションとは具体的に何をするんだ?、どうして宿泊先がホテルではないんだ?(これはAirbnbだからと言ったら、納得されました)、日本では何をしているんだ?、なんて会社で働いている?、具体的に仕事の内容を説明しろ、最後にアメリカに入国したのはいつだ?、その時は何をしに来た?、などなど。。。すごい勢いで質問され、答えると職員の方が裏へ戻っていき、再び現れて怒涛の質問再開。おそらく都度裏で私の回答の整合性を取っているんでしょうね。何回かやりとりをする中で、大きく話の流れが変わったのが、筆者の夫についての話をした時からでした…

不正にグリーンカードを入手しようとしている女性を警戒している模様

たまに海外ドラマでありますよね?アメリカに永住したい女性とアメリカ人が結婚して、グリーンカードを取ってあげる、といった話…。もちろんそれが本当に理由かはわかりませんが、警戒される理由になるようです。職員の方との質疑応答合戦中に、アメリカで誰に会うのか、という内容がありました。私は仕事で先に入国している夫と会うつもりと答えました。そこからターゲットは夫です。氏名、生年月日、仕事、アメリカ入国日付、目的、今どこにいるのか、などなど。。。たまたま夫がアメリカ入国した日付を覚えていたので答えられて良かったのですが、この地にくるためのフライトNo.を聞かれた時は答えられず、焦りました!

ついに釈放へ…

1時間くらい経ちましたでしょうか。。。待っている時間は生きた心地がしませんでした。夫は外で私が出てくるのを待っているはずですが、かなり遅いので心配しているだろうな、とか、このまま日本へ返されたらどうしよう、とか。冷や汗が止まりませんでした!Wi-Fiさえ繋がれば、私の無罪は証明できるのに…と歯がゆさを感じながら過ごしていましたが、イミグレゾーンは携帯禁止なんです。どっちにしろプリントアウトしていないことには何も証明できませんでしたね。質疑応答に答えていた部屋は内側からはドアが開けられず、外から職員の方に開けてもらわなくては出られません。私の担当していた人が、外へ歩いていくのが見えた時、ついに釈放か!?とかなり高まりました。そして予想通り、外からドアを開け私の名前を呼んでいます。最後に、「You are clear!」と言われ、職員の方とはお別れ。別に悪いことはしていないんですが、解放された時の達成感と開放感はたまらないものがありました(笑)。筆者は今回のインタビューで、学生時代に受けたIELTSのスピーキングのインタビューを思い出しました。もはやトラウマ化している、あのインタビュー。。。あの時感じた焦りと動揺を思い出させるものでした。英語を喋るのも久しぶりだったので、そういった思いが生まれたのでしょうね。

今回の総括ですが、帰国便のチケットを見せろと、全ての人が言われるわけではないと思いますが、必ず証明できるようにプリントアウトして出国したほうが良い、ということです。ただでさえ不安になる異国の地で、英語で話されたらほとんどの方はパニック状態になってしまいますよね。余計な心配をしなくても済むよう、渡米の際の準備はきちんとしていきましょう!