アメリカ人はサンクスギビングディナーで何を食べるの?日本人駐在妻にも一度は挑戦してもらいたい定番メニューがコレ!

アメリカで11月の第4木曜日と言えば、サンクスギビング(Thanksgiving Day=感謝祭)です。サンクスギビングとはアメリカとカナダの祭日の一つで、もともとは神に収穫の感謝を捧げるという宗教的な意味合いが強い日でありましたが、現代の習慣では家族・親戚が集まって食事会をする日です。ちなみに、カナダでは10月の第2月曜日がサンクスギビングデーになります。

ここに合わせて長期休暇を取る人も多く、サンクスギビング前日は交通網が麻痺するくらいと言われていますが、サンクスギビングと言えば、豪華なディナー!詳しく知らない方でも、サンクスギビングにターキーを食べることはご存知だったりするかもしれません。ターキーの調理方法をご存知ないという方は、「アメリカのサンクスギビングはターキーが主役!調理の基本ポイント&試してみたいレシピのバリエーションがコレ!」をご参照ください。さて、アメリカ人はサンクスギビングディナーの場で、ターキーの他には何を食べるのでしょうか?今回は、アメリカのサンクスギビングで目にする、定番メニューをご紹介します。

メインディッシュ

Roasted Turkey(ローストターキー)


言わずもがな、メインはローストターキー、七面鳥の丸焼きです。数日かけて解凍した巨大なターキーを、丸ごと数時間かけてオーブンで焼き上げます。各家庭のレシピがありますが、ハーブで焼き上げるものなどそのレパートリーはかなりあります。

Stuffing(スタッフィング)


スタッフィングとは、ターキーをオーブンで焼くときにターキーのお腹の中に詰めるものです。こちらもレシピは様々ありますが、クルトンのようにキューブ型に切ったパンをベースにすることが多く、すでに「スタッフィング」として販売されているインスタント商品も人気です。ターキーのお腹の中に入れず、別に調理して食べるときにターキーに添えるというのもOKです。

Gravy Sauce(グレイビー)


サンクスギビングに限らず、アメリカのソースと言えばグレイビーが有名です。グレイビーは調理した肉から出た肉汁を味付けして作るソースで、これをターキーやサイドディッシュなどにかけて食べます。すでに出来上がったものが販売されていますので、そちらを使ってしまっても良いですね。

サイドメニュー

Cranberry (クランベリー)


サンクスギビングディナーに、クランベリーはかかせません。クランベリーソースとして添えたり、スライスしたゼリー状のクランベリーソースをそのまま食べたりします。日本人の感覚だとちょっと理解しづらいかもしれませんが、甘酸っぱいクランベリーとターキーの相性が非常に良いのです。

Mashed Potatoes(マッシュポテト)


マッシュポテトはサンクスギビングに限らず、アメリカの定番炭水化物ですね!マッシュポテトとグレイビーのコンボは、まさにご飯と味噌汁、アメリカ人のおふくろの味とも言えます。インスタント商品もありますが、牛乳、バターとポテトだけで簡単にできるので、ぜひホームメードのホクホクをいただきましょう。

Casserole(キャセロール)

キャセロールは、耐熱容器に好きなものを入れてオーブンで焼く料理です。そのまま食卓に出せるので、大勢の人数で取り分けができます。アメリカのサンクスギビングではグリーンビーンズのキャセロールが定番ですが、地域によってマッシュポテトの代わりにポテトのキャセロールを作るところもあるようです。

Grazed Carrots(グレイズド・キャロット)


日本でもハンバーグなどの隣に添えてある、あの甘いニンジンですね。アメリカでは、ベビーキャロットをカットせずそのまま調理することが多いです。オレンジジュースや生姜などを入れてアレンジするのもアリですが、バターと塩コショウ、砂糖で煮るだけのシンプルなものが好まれます。

デザート

Cornbread(コーンブレッド)


コーンブレッドは、小麦粉の代わりにコーンミールで作られるパンです。ターキーのスタッフィングをコーンブレッドで作ることもあります。コーンブレッドやコーンマフィンはアメリカでは大人気ですが、日本人はそのパサパサ感に少しギョッとするかもしれません。インスタントのコーンブレッドをもっとしっとりさせるには、ミルクの代わりにクリームコーン缶を使うと良いそうですよ。

Sweet Potatoes with Marshmallows(スイートポテトとマシュマロ)


スイートポテト、さつまいもはサンクスギビングの定番野菜です。デザートのさつまいもの調理方法はいくつかありますが、スイートポテトパイやキャセロールにして、上に小さいマシュマロを並べてオーブンで焼くことが多いです。マシュマロは、サンクスギビング前になるとスーパーの目立つ場所に並びはじめます。

Pumpkin Pie(パンプキンパイ)


地域や家族の歴史によって作られる種類は変わってきますが、パンプキンパイはとても人気です。かぼちゃをこして一から作るのは大変なので、冷凍ものを買ったり、中身のパンプキンピューレだけ買ってきて焼く場合が多いです。このシナモンやクローブの香りがキッチンに漂うと、これこそサンクスギビングといったムードが全開になります。

Pecan Pie(ピーカンパイ)


あまり聞きなれないですが、ピーカンパイもサンクスギビングの定番です。甘くてこってりしたこのアメリカ南部発祥のパイは、サンクスギビング・ディナーのフィニッシュにピッタリ!香ばしいピーカンのサクサク感を楽しみましょう。

サンクスギビングディナーの起源は、アメリカに渡ったピューリタンらが豊作を祝い、以前はいがみ合っていたネイティブ・アメリカンらを食事に招待、共に神への感謝を表したことにあります。上記の定番レシピは、その際振る舞われた食べ物の名残なのです。家族がいる人もいない人も、人種の境を関係なしに、サンクスギビングは誰かと一緒に特別なディナーを楽しむ日にしましょう。