国際結婚間に生まれた子供を確実にバイリンガルにしたい人は必読!環境別に見た日英言語教育のコツとは?

国際結婚の家庭に育つハーフの子供は、教育環境によってはバイリンガルにもトリリンガル(3ヶ国語を話せること)にもなります。せっかく授かったラッキーな境遇を上手く生かして、子供をバイリンガルにするにはどうすればいいのでしょう?筆者の息子を通して経験したことの中から、皆さんのバイリンガル教育に役立ちそうなことをご紹介します。

シナプスの発達


子供の脳のシナプスは、いくつも同時に発達できることが科学的に証明されています。2つの言語を同時に習得しやすいのも、子供の時期です。幼い子供を持つ母親や周りの人は「日本語をしっかり覚えないうちから英語を教えると、どちらも中途半端になるのでは?」と不安を覚えますが、そんなことはありません。実際に子供は2言語をきちんと習得していきます。

子供の記憶力の凄さ

子供の脳は大人の60倍の記憶力を持つと言われています。スポンジが水を吸うように、あっという間に情報を吸収できるのです。ですから、生まれてすぐに2か国語で教育を始めることをオススメします!最初は日本語英語が混じってしまい不安に感じてしまいますが、気づけば大人顔負けで言語を使いこなせるようになっていきます。

日本在住の国際カップル

乳児期には、両親は自分の母国語で話しかけます。もし父親がアメリカ人なら英語で話しかけたり本の読み聞かせをし、母親が日本人なら日本語で対応しましょう。子供が戸惑うことはありません。TVや音楽なども2か国語で大丈夫です。

幼児期になると、子供は勝手に外で日本語を覚えてきますから、家庭内では外であまり使われない言語を中心にします。TV、DVD、本など、言語を学べるツールや環境を整えます。そうすることで、外では日本語・家では英語というバランスの良い教育ができます。また幼稚園の英語教室では、本人は英語に自信を持って、とても楽しく過ごします。

小学校に入ると、外での日本語の刺激がますます強くなりますが、この時期に英語の読み書きを始めるといいかもしれません。現在は日本に住んでいて、将来アメリカへ移住しようと考えているご家庭なら特に、英語教育は早い段階で着手することを推奨します。1日15分ほどのレッスンでも子供は驚くほど上達します。日本語の読み書きは学校の宿題だけで十分です。

ある程度成長してからは、将来日本に住むか、はたまたアメリカに住むかで、どの程度までの会話や読み書きが必要か考慮します。アメリカの受験制度などを踏まえ、移住時期や準備を慎重に考えましょう。もし移住する予定が明確であれば、事前にインターナショナル・スクールへ通わせるのもオプションの一つです。英会話教室などでネイティブのレッスンを受けるのもいいでしょう。しっかりと将来を見据えた子供の教育を続け、日本に居ながらにしてバイリンガルに育て上げた家庭もたくさんあります。最大のポイントは、日本語がメインの環境下でどれだけ英語のシャワーを浴びることができるか!にかかってきます。

アメリカ在住の国際カップル

先に書いた日本在住の場合と逆になります。子供は外で英語を覚えてくるので、家庭では片親だけでも徹底的に日本語で通すことがポイントです。日本語を学ぶモチベーションを持たせることも大事ですから、日本のおじいちゃんやおばあちゃんに電話させたり、親戚の子や友だちと手紙やメールを交換させたり、日本の漫画や本を読ませたり映画を見せましょう。場所によっては、日本語学校や日本語補習校があるので、通わせて日本人の友達と交流させるのも楽しいですよ。また長い夏休みに一時帰国をして、日本の小学校や中学校で2か月ほど体験学習をさせるのも、とても効果的です。

子供をバイリンガルに育てるには、親子ともに大変な努力が必要です。子供をプッシュし過ぎてしまい、勉強が嫌いになってしまうこともあり、その教育課程の中で、お互いに葛藤することも多くあります。しかし、バイリンガルの子供には将来仕事の選択肢が増え、世界中で活躍できる可能性が拓けて、明るい未来が待っています。皆さんのお子さんが「バイリンガルに育ててくれてありがとう!」と感謝してくれる日が絶対に来ますので、それまでくじけずに頑張りましょう!