アメリカで今流行りの恋愛系バズワード集!試験には出ないけど知ると納得、日本人にも覚えやすい注目のING系単語とは?

同じ国に暮らしていても、まったく理解できない言葉が突如として登場することがあります。馴染みがある言葉なのに、今までと違う意味合いを持つ場合も!アメリカではネットやSNSの普及に伴い、注目度の高い用語がぞくぞくと誕生しています。今回は「される側」には回りたくない、ネット発進の恋愛におけるING系Englishを紹介します。

 

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Ghosting(ゴースティング)

 

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愛しのあの人はドコへ消えてしまったのでしょうか?まるで謎解きが始まるかのようですが、むしろ物語は既に終わりを迎えているかもしれません。唐突に連絡を絶たれること、雲隠れされる行為を指します。存在が消滅したかのようなスルーの嵐、ゴーストのように実態のない相手には、全てのアクションが無効化されることでしょう。

Zombieing(ゾンビング)

 

A post shared by June Morrow (@datingschanged) on

甦る悪夢ふたたび、あなたの心を乱す日々が始まるかもしれません。音信不通だった相手から突然の連絡再開を意味します。ゴーストからゾンビへ、とにかく得体の知れないものに変わりないでしょう。適当な言い訳をして近寄ってくるかもしれませんが、いつまたGhostingするかわかったものではありません。それでも広い心で受入れられるというのであれば、ゾンビとして復活した彼(彼女)に連絡してあげてください。

Peacocking(ピーコッキング)

 

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誰しも自分を良く見せたい欲求を持っています。しかし、もはやPeacockingは自分を見失うレベル、いわゆるSNS上で偽装するキラキラ女子or男子です。クジャクの雄は雌に選ばれるため、大げさに飾り羽を見せつけて求愛行動をとります。Peacockingの場合は性別を問わず、なりふりかまわずに見栄を張りまくります。現実とSNSの差が開きすぎる前に、踏みとどまる勇気を持つべきかもしれません。

 

A post shared by tyson wheatley (@twheat) on

Peacockingよりも悪質、まったくの他人を装う行為です。いわゆるネット上の「なりすまし」、しかも初めから誰かを騙すことを目的としています。別人を演じたい自己欲求のレベルを通り越して、危なげな犯罪の匂いがただよう手口です。甘い言葉で個人情報を奪い取られることも!信じることも大切ですが、自分自身を守るためにも疑いの心を忘れないようにしましょう。

Breadcrumbing(ブレッドクラミング)

 

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ネットを使った巧みな撒き餌、不特定多数に思わせぶりな態度をとります。「デートをしよう」「好き」など、決定打になるようなあからさまな言葉は使いません。「もしかして、自分に対して好意を持っているのかも」と、相手に思わせることが目的です。ちょっとずつパン粉を撒きながら、いつでも捕獲できる状態に誘いこみます。

Benching(ベンチング)

 

A post shared by June Morrow (@datingschanged) on

本命じゃないし、2番手でもない、あくまで欠員が出たときの補欠要員です。Benchingは、野球などでベンチ入りする控えの選手を語源としています。とりあえずネット上では良好な関係をキープしていますが、実際には会う機会すら与えてくれません。脈有りの態度をみせつつ、肝心な所ははぐらかします。試合を眺めるだけなんて勿体ない、さっさと見切りをつけて別のチームに移籍するべきかもしれません。

Catch and Release(キャッチ・アンド・リリース)

 

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自分の所有物になった途端、興味をなくして手放してしまうことを意味します。本来のCatch and Releaseは自然や魚に優しい行為ですが、人間(恋愛)に用いるのは勘弁してもらいたものです。振り向いてくれたから、もういらないなんて、なんて残酷なのでしょう!釣り上げたのであれば、最後まで責任を持って丁寧に接するのが紳士淑女のお約束です。

Cushioning(クッショニング)

 

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万が一、現在の恋人にフラれたとき、Cushioningがいれば何も問題はありません。元の恋人の位置にCushioningをスライドさせてしまえば、パートナーいない歴0日の完成です。こちらも、恋人を途切れさせないための保険のような存在です。BreadcrumbingやBenchingよりも本命になれる可能性は高いですが、あくまで都合の良い人であることを肝に銘じておくべきでしょう。 できることなら、関わり合いになりたくない新たな恋愛ING系用語!日本でも流行るかはさておき、この瞬間も新たな言葉が生まれているかもしれません。使うか使わないかは本人次第ですが、知らないでいるよりは面白い発見があるはずです。意味さえわかればニヤッとできる、今旬のスラングを覚えて言葉からアメリカ文化にどっぷり浸かってみましょう。

 

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