日本郵便を使って日本からアメリカに発送した荷物を破損、紛失されてしまった!そんな時の対応まとめと注意点とは?

1. WEBサイトで配達状況を確認する

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いつまで経っても届かないなど、荷物が行方不明になった可能性がある時は、まずは日本郵便が運営するWebサイトにある荷物の追跡サービスから配達状況を確認しましょう。 参考URL: 日本郵政:郵便追跡サービスhttps://trackings.post.japanpost.jp/services/srv/sequenceNoSearch/?requestNo=&count=&moveIndividual.x=82&moveIndividual.y=37&moveIndividual=%E5%80%8B%E5%88%A5%E3%81%AE%E7%95%AA%E5%8F%B7%E3%81%A7%E8%AA%BF%E3%81%B9%E3%81%9F%E3%81%84&locale=ja

2. USPSへ問い合わせる

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実際に荷物が破損して届いたり、行方不明になってしまった場合、まずはアメリカにいる受取人がUSPSにダメージクレーム(Damage Claim)を提出します。USPSの窓口かWEBサイト(https://www.usps.com/help/claims.htm)から申請できます。荷物の追跡番号が必要なので、差出人に確認しておきましょう。

3. 日本郵便へ調査依頼をする

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差出人が日本郵便へ調査依頼をします。「受取人がUSPSに破損(または紛失)の届け出をしている」と伝えて調査依頼書をもらいます。依頼書が受理されてから調査には数日~2週間ほどの時間がかかります。 調査中にUSPSが日本郵便からの要請に応じて、受取人に荷物が届いたかどうか、破損しているかどうかなど、荷物の状態を確認する書類が届くことがあります。その際は書類に必要情報を記入して提出します。

4. 差出人が賠償請求をする

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破損や紛失が確認されると、日本郵便から賠償請求に必要な書類がもらえます。差出人が賠償金の支払い先や内容物の詳細を記入して提出します。郵便局側から賠償金が支払われて損壊、紛失の手続きは終了です。

☆注意点

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残念ながら発送した荷物の破損や紛失を完全には防ぐことはできません。もし荷物が事故にあってしまった場合に備えて注意しておくべき点をまとめました。

☆注意点発送前に内容物を記録しておく

差出人は発送前に荷物に入れたものをメモしておきましょう。もし弁償してもらえることになった場合、賠償請求書に内容物の個数や価格を記入する必要があります。

無事に荷物が届くまで発送伝票を捨てない

配達状況の確認や調査に、伝票にある番号が必要です。普段から無事に荷物が届くまで伝票を捨てないようにしましょう。

不慣れな職員に当たってしまったら交代してもらう

日本の郵便局でもUSPSでも、窓口で国際小包のトラブル対応に不慣れな職人に当たってしまうことがあります。その職員が知らないと突っぱねられてしまったり、対応を間違えられてしまいスムーズに手続きが進まなかった事例もあるようです。窓口の職員に「わからない」と言われてもそこであきらめず、わかる人に代わってもらえるよう頼みましょう。

荷物の種類、状況によって賠償金額が変わってくる

EMS、航空便、船便など荷物の種類によって弁償してもらえる範囲が変わってきます。また、荷物にもともと保険がかけられているかどうか、一部破損か1箱丸ごと行方不明かによっても補償が変わります。全額弁償してもらえるか一部になるかはケースバイケースなので郵便局に確認が必要です。

日本から発送することをなるべく受取人に知らせておく

紛失・破損時の手続きには期限日が設けられているものがあります。もし破損・紛失にあってしまってもすぐに対応できるように、受取人に発送の連絡をしておきましょう。国際小包はサプライズには不向きかもしれません。

引越の荷物を送る場合は差出人名義を日本に残る身内にする

引越の荷物を送る場合、もし事故にあった時に差出人を本人にしておくと、各手続きに日本にいる代理人と委任状が必要になってしまいます。郵便局に提出する委任状の形式は比較的自由ですが、手続きがさらに煩雑になります。荷物を発送する人がその後アメリカに来るなら、日本に残る親族や友人名義にした方が事故にあった際の手続きが簡単です。

本当に大事なものを送らない

郵便局は弁償はしてくれますが、失った荷物が無事に戻ってくることはほとんどありません。アルバムや思い出の品など、お金で取り戻せないような大事なものは送らない方が良いでしょう。 日本から日本郵政を使って配達事故にあった時の対処をご紹介しました。日本国内宛の荷物と違って、国際郵便にはトラブルがつきものです。しかし、アメリカ生活が長くなればなるほど、日本から荷物を送ってもらう機会は多くなりますよね。この記事がトラブルにあわれた方の助けになれば幸いです。