誤送が頻繁に起きるアメリカでは、郵便私書箱を開けるべき!そのメリットと開け方の手順をご紹介します!

アメリカの風景写真

届く予定の郵便物が届かなかった!ということは、日本以上にアメリカでは頻繁に起こります。せっかく日本のお母さんが送ってくれた手荷物が届かなかった!なんてことがあると最悪な気分になります。そんな荷物の誤送が多いアメリカで、ちょっと頼りになる存在が郵便私書箱(P.O.Box)。そこで今回は、アメリカで郵便私書箱を持つメリットと開け方について、ご紹介します。

 

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郵便私書箱を持つメリットとは?

アメリカでは、郵便物の誤送が頻繁にあります。貴重な書類や高級な物が自分地へ届く予定が、他人の家へ配達されてしまったということが多々あり、悩むところです。私書箱を持っていても持っていなくても誤送の可能性はありますが、私書箱への郵送をお願いした方が、比率的には減るかなとちょっとした期待感があります。

また、郵便物の誤送以外にも、自分のプライバシーを守ることが出来るというメリットや、出張や長期自宅に居られない人の場合は、近くの場所に私書箱を借りることで、より利便性が高まると思います。

私書箱の住所と種類

アメリカでは、郵便局の私書箱宛のアドレスは、P.O.Box(Post-office boxの略)+ナンバーとなっています。また、郵便局の私書箱の場合はP.O.Boxですが、私書箱を借りる場所は郵便局以外にPersonal Mailboxといって、個人用郵便受けを設置しているお店などがいくつかあります。

実は、筆者の場合も郵便局ではなく、UPS(United Parcel Service)の個人用郵便受けを借りています。筆者の場合、個人で売買のビジネスをしているため、プライバシーの関係と郵便物の量がとても多いのを理由に利用しています。UPSはアメリカの運送会社で、郵便局と同じくどのエリアにもあり、かなり便利です。

郵便局の私書箱とほぼ同じですが、違う点といえば、住所がP.O.Boxではなく、そのUPSのオフィスのある住所と各ナンバーとなっていることでしょうか。そのため、一見みると、普通のアパートやコンドミニアムの住所のようなリアル感があります。

筆者の利用しているUPSのPersonal Mailbox利用料は、1番小さいサイズのもの+24時間アクセス可能のサービス付きで、1年間に約200ドルです。また、筆者の近くにあるUPSにはサイズは1つしかないのでこの料金ですが、中・大サイズがあるところもあります。その場合、もっと料金が高くなります。

UPS(英語):https://www.theupsstore.com/mailboxes/personal-mailboxes

https://www.instagram.com/p/BEym8M7rU4x/?hl=en&taken-by=uspostalservice

郵便局の私書箱についても、少し調べてみました。私書箱のサイズが1から5まで選べて、料金はそれぞれのサイズによって違うだけでなく、借りるロケーションによってもかなり違うようです。筆者の住んでいるエリアの最寄りの郵便局で検索してみたところ、一番小さいサイズ1の1年間の利用料は、Aのロケーションでは96ドル、Bのロケーションでは82ドルとなっていました。詳しくは、下記の公式サイトでチェックしてみてください。

USPS郵便局(英語):https://www.usps.com/manage/po-boxes.htm

郵便私書箱や個人用郵便受けを借りる際の手続き

手続きの仕方は、とても簡単です。どこのサービスを利用するかを決めたら、その場所へ直接行くか、公式サイトから専用フォームへの記入をします。提出の際に、個人情報の提示を求められます。個人情報確認ができる書類は自身の写真付きで、最低2つ以上準備します。

例えば、パスポート、アメリカの運転免許証、グリーンカードなどが一般的です。また、その際に支払いの手続きもするので、クレジットカード情報も必要になります。 今回は、UPSと郵便局の情報を紹介しましたが、他にも色々な会社がサービスを提供しています。また、借りる期間も、1年契約の他に3ヶ月・6ヶ月の短期間利用も可能です。用途や希望に合わせて、自分に合ったプランを選んでみましょう。

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