アメリカで暮らす駐在員家庭必見!夏休みなど、長期帰国時に我が子を日本の公立小学校に体験入学させる方法とは?

体験入学申込の流れ

 
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滞在先の学区、学校を探す

まずは、滞在先の学区で受け入れをしてくれる学校を探しましょう。短期通学の受け入れについては事態や学校によって対応が異なります。海外に滞在している子供が一時帰国時に学校に入学できる「体験入学」や「聴講生」の制度がある自治体や学校については、HPなどに明記があるので、規定に従って申し込みをしてください。 例えば、東京都の世田谷区では区のHPに一時帰国時の就学について下記のような記載があります。 “・日本国籍を有しない場合は、日本語が理解でき、学校運営に支障がないこと。 ・就学年齢であること。 ・登校日として15日以上継続して通学が可能なこと。 ・就学する学校の決まりを守ること。” 引用:世田谷区HP「一時帰国中の区立小中学校への就学について」 http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/103/133/509/515/d00148850.html

自治体の教育総務課や学校教育課へ問い合わせる

ホームページなどで情報が見つからない場合は、自治体の就学についての部署(教育総務課や学校教育課)にメールや電話で問い合わせをしましょう。制度自体がない場合も多いので受け入れについては、自治体や学校での判断になります。確認や手続きに時間がかかる場合も多いので、早めに問い合わせてください。 その際に就学に必要なこと(住民票は移動すべきかどうか)などをきちんと確認するようにしましょう。

学校に問い合わせ、申し込みをする

 
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自治体で受け入れができる旨を確認できたら通学を希望する学校に問い合わせをして、必要事項の確認や申し込みをします。小学校では通学の際には学校指定の体操着や上履き、スクール水着、算数セットなど用意をしなければならないものがたくさんあります。短期の通学では何が必要なのか確認しましょう。 またアレルギーや持病がある場合は、どのような対応になるのかもしっかり話をしておいてください。

体験入学の準備をする

 
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学校への通学が決まったら必要なものの準備や、日本語の学習などをして体験入学の準備をしましょう。日本語や日本の文化に馴染まない子供を短期間で受け入れるのは学校や担任の先生の負担になることもあります。また子供自身も「なぜ帰国中に学校に行くのか」をしっかり納得していないと先生の言うことを守ったり日本のお友達を作ることも難しくなります。親子でしっかりと話し合い、日本の学校の習慣やルールについては前もって学んでおきましょう。 長期帰国時に子供を日本の学校に通わせることで、日本語のブラッシュアップや日本人としてのアイデンティティの構築に役立ちます。親子ともに良い経験や学びを得ることができたと満足の声も多いのですが、その一方、上手くなじめず途中でやめてしまったり、他の保護者から良い感情を持たれずに孤立してしまった、というケースもあります。体験入学を考える場合は親子や受け入れ側の学校とよく相談して、しっかり準備をして臨みたいですね。