駐在妻が直面するアメリカでの子育てで大変なこと5つ

人間関係 アメリカではフランクに他人に話しかけてくる人が多いように思います。ホームパーティーなどで直接知らない人がたくさん押しかけてにぎやかに過ごす機会もあります。ただし自分から積極的にコミュニケーションを取らないと放置されてしまうことも。日本人コミュニティも多く存在し、ママのサークルなどもあるのでぜひ参加してみてください。

離乳食

アメリカでは日本のように離乳食を手作りすることは少なく、野菜や果物のペーストの缶詰やパックで離乳食を作るママが多いです。段階も日本では初期~完了期と5段階に分かれていますが、ペースト状から1歳を過ぎたら柔らかめの固形の2段階のみとざっくりとしています。お米はどこのスーパーでも手に入るので、市販のものを使うことに抵抗がある場合は日本同様、おかゆを中心とした献立で手作りするとよいでしょう。大きな都市では日本食の専門店も多くあるので、日本の食材も比較的手に入りやすいです。

医療制度 

アメリカの医療費は高いことで有名ですよね。日本のような皆保険制度ではなく民間の医療保険に加入していることが普通です。また、かかりつけ医を持っていて病院にかかりたい場合にはまずかかりつけ医の診察を受け、専門医を紹介してもらうケースが一般的です。何よりも大切なのは医療保険の内容です。会社員であれば会社の保険に入ることになるので、どの程度カバーされるのか確認が必要です。

学校制度

アメリカでは小学校入学前の幼稚園の1年から高校まで13年間が義務教育で公立の学校は無料です。また日本と同じように私立の学校もあり、宗教に基づいていたり独自の方針があったり個性的な教育をしています。まだ英語がうまくしゃべれない子供でも比較的寛容に受け入れてくれる園や学校が多いです。

治安・安全対策

子供がいると特に気になるのが安全面かと思います。アメリカは広く治安は都市や地域によって大きく異なります。アメリカでは子供の安全については規則で厳しく定められていて、子供が友達同士だけで街を歩いたり、子供だけで留守番をさせたりすると親が罰せられます。私がアメリカの学校に勤務して一番驚いたのが、いかなる時も大人の目から子供を離さない、ということでした。日本のように学校から家に1人で帰るなんて言語同断!そのため保護者にかかる負担は日本より大きいかもしれません。 いかがでしょうか?文化の違いに驚くこともありますが、慣れるとアメリカのほうが子育てしやすいというママの意見も多数!居住地によって状況が違うので地域の情報を確認してくださいね。