赤ちゃんとのアメリカ駐在生活で離乳食はどうするべき?日本人ママでも使えるベビーフードは?
赤ちゃんを連れてのアメリカでの駐在生活では、離乳食をどうすればいいのか?と悩む日本人ママも多いかと思います。日本では基本は手作りで、離乳食づくりの便利グッズも多く販売されていますが、アメリカ人ママは既製品を使うのが一般的です。ただ、慣れないアメリカでの生活で既製品を利用することに抵抗がある方も多いのではないでしょうか?今回は、そんなアメリカの駐在生活を過ごす日本人ママの間で、人気の安心して使えるベビーフードをご紹介します。
ライスシリアル
アメリカの離乳食の定番がライスシリアルです。ごはん食の習慣のないアメリカでも、赤ちゃんに最初に食べさせるのはアレルギーの出にくいお米というのは少し意外ですよね。日本ではお粥をすりつぶした10倍がゆから始めますが、アメリカでは小児科でもライスシリアルを推奨しています。
ライスシリアルには赤ちゃんに不足しがちな鉄分など栄養素が加えられているので栄養バランスが良く、お水に溶かすだけとラクなので日本人ママにもとても人気があります。色々な種類のライスシリアルが販売されており、既製品に抵抗があるママにはオーガニックのものがおススメです。
オートミール
オートミールとはオーツ麦(エンバク)を食べやすく加工した食材で、欧米では定番の朝食メニューです。お米よりも栄養価が高く、日本でもダイエット食として人気が出てきました。大人はお湯で煮ておかずと一緒に食べたり、ミルクで煮て砂糖などをかけて食べたりします。
離乳食で与える場合は、水か粉ミルクで煮てドロドロの状態にして与えます。日本ではまだあまり一般的ではありませんが、栄養豊富なので離乳食として取り入れるアメリカ駐在の日本人ママも増えてきました。
野菜・果物ペーストのパウチ
アメリカのスーパーに行くと、ずらーっと並んでいる離乳食のパウチ。そのままチューチュー吸うことができるので、外出用に持っていくにも便利です。基本的には野菜や果物のペーストです。離乳食が進んできたら、うどんやパスタにかけたり、ヨーグルトに混ぜたり、パンケーキに栄養をプラスしたりなど色々と便利に使えます。オーガニック素材やビタミンや食物繊維などが加えられたものなど様々な種類があるので、使いやすそうなものを選んでください。
豆腐
アメリカでは近年の健康志向も手伝って、日本食が大人気です。その中でも特に人気なのが豆腐で、ローカルの普通のスーパーでも手に入れることができます。豆腐はつぶすのも楽で栄養価も高いので、日本の離乳食の定番です。
はじめはトロトロにして、野菜ペーストを混ぜたり、水切りしてホイップクリームのようにしてデザートに使ったり、様々なアレンジができるのがうれしいポイントです。ただし日本では離乳食初期から推奨されている豆腐ですが、アメリカではアレルギー対策のため1歳頃まで控えるようにと言われることもあるので、1歳未満のお子様に豆腐を食べさせる場合、注意が必要になります。
今回は、アメリカでも安心して使えるベビーフードをご紹介しました。国が変われば食習慣や文化も変わってきます。離乳食の進め方も日本とアメリカでは推奨される食材、控えるべき食材など真逆の場合もあり、迷ってしまいますよね。離乳食について心配がある方は、周りの駐在日本人ママや、小児科専門家の意見も取り入れながら、うまくアメリカ駐在生活に適したやり方を見つけていきましょう!