在米日本人女性のメイクにちょっと違和感!?アメリカ人と日本人のメイク・美的感覚の違いとは?

そもそもの美的感覚が違う
日本では欧米人風な見た目が美の象徴とされています。ハーフの方など欧米人の要素が入っている人が芸能人やモデルとして活躍しているのも納得です。メイクなどに関しても、より欧米人のように見せるメイクをするのが一般的です。例えば目を大きく見せる、二重の幅を広く見せる、彫りが深く見えるようにする、などです。
しかし、アメリカではアジア人は薄い顔ほどいいとされます。よくアジアンビューティーという言葉を耳にしますが、アジアンビューティーとは目が細く切れ長の顔のことをいいます。また、こけしのような顔が素敵と言われています。欧米人のように見せるよりも、アジア人らしい顔の方がいい、とされているのがアメリカの常識です。つまりアメリカにおいて「良い」とされるものがそもそも違うので、化粧品などを買う際に日本の感覚からするとおかしなメイクをされてしまって、困ってしまうということがあるのです。
そもそもアジア人のメイクができない店員さんがいる
このように美的感覚が違う上に、欧米人向けのメイクアップをそのままアジア人にする化粧品屋の店員さんもいます。同じメイクでも人種や顔の作りに合わせてやり方を変えるべきなのですが、それができない人も実はけっこういます。普段、自分にしているメイクをそのままアジア人のお客さんにする欧米人の店員さんもいるのです。顔が濃い欧米人のメイクを顔の薄いアジア人にそのまますると…どうなるか想像つきますよね?
ファンデーションの色味
ファンデーションとは本来首やデコルテなどにぴったり合うようにすることで、自然な仕上がりにすることができます。しかし、アジア諸国では白いことがいい、とされるのでぴったりよりも少し白めのファンデーションを選ぶことが多いです。
アメリカでファンデーションを選んでもらうと、思ったよりも暗い色のファンデーションを選ばれることが多いです。もっとも自然に仕上げたい場合は首やデコルテに完璧にマッチする色味を選んでください。美白にしたい人は思ったより白めのファンデーションを選びましょう。照明でも見え方が違うので、外に出て確認するといいです。
海外でマッチするファンデーションを見つけるのは難しい、と思うかもしれませんが、アメリカでは多人種に対応できるように色味が豊富です。日本でファンデーション選びに困る人にとってはチョイスが多くて嬉しいと思います。合う色がない人は違うブランドを見てみましょう。各ブランドで色味の展開は結構違います。
アイメイクについて
アメリカ流にこってりとアイシャドーを塗ってしまうと、逆に目が小さく見えてしまう難点があります。二重のラインから少し出るくらいまでで止めるのがおすすめです。そうすれば少し目の彫りが深く見えて自然に仕上がります。
アイラインはできるだけ細く描きましょう。太く描くと、二重が狭くなりより小さな目にみえてしまいます。黒ではなく茶色を使うとより自然に仕上がります。まつげの下側からまつげの隙間を埋めるようにアイラインを引くと劇的に目がぱっちりします。これは一重二重関係なく効果的ですので、一度試してみてください。
このように日本人とアメリカ人ではアジア人に対する美的感覚が違います。また、そもそもアジア人に合うメイクができない人もたくさんいます。そのために起こる買い物時の問題などもありますが、今回ご紹介したことを参考に、アメリカでの化粧品を選んでみて下さい!