英語が苦手な在米妊婦さん&付き添いパパも必読!覚えておきたい妊娠・出産にまつわる英単語リスト
日常会話レベルで英語ができる人でも、出産を前に初めて産婦人科にかかる際には、専門用語の嵐にあたふたしてしまいます。今回は、アメリカで妊娠、出産するときに知っておきたい英単語を集めてみました。普段のアメリカ生活、英会話では使わないような単語もあるので、受診した時焦らないように予習していきましょう。
1. 産婦人科の予約~問診表記入
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初診時、問診表(Medical またはHealth History)を記入する必要があります。既往症や過去の妊娠経験、普段の月経について質問されるので、当てはまるところだけでもわかるようにしておきましょう。
●Obstetrics and Gynecology:産婦人科。略して”OB/GYN”(オブステトリックス&ガイノコロジー/オー・ビー・ジー・ワイ・エヌ)
●子宮筋腫:(Uterine)Fibrosis(ユーテリン・ファイブローシス)
●子宮内膜症:Endometriosis(エンドメトリオーシス)
●卵巣嚢腫:Ovarian Cysts(オバリアン・シスト)
●不妊症:Infertility(インファーティリティー)
●卵巣がん:Ovarian Cancer(オバリアン・キャンサー)
●子宮頸がん: Cervical Cancer (サービカル・キャンサー)
●子宮がん:Uterine Cancer(ユーテリン・キャンサー)
●淋病:Gonorrhea(ゴノレア)
●クラミジア: Chlamydia (クラミディア)
●梅毒:Syphilis (シフィリス)
●尖圭コンジローマ:Genital Warts (ジェニタル・ウォーツ)
●性器ヘルペス:Genital Herpes (ジェニタル・ハーピーズ)
●骨盤内炎性症疾患:Pelvic Inflammatory(Disease)(ペルビック・インフラマトリー・ディジーズ)
●最終月経:Last Menstrual Period (ラスト・メンストルアル・ピリオド)
●子宮頚部異形成(がんの手前の状態):Cervical Dysplasia(サービカル・ディスプレイジャ)
●出産経験:Obstetrical history(オブステトリカル・ヒストリー) ※二人目以降の方は要チェックです
○経腟分娩:Vaginal(バジナル)
○帝王切開:C-section/Caesarean section(シー・セクション/シザリアン・セクション)
○吸引分娩:Vacuum (バキューム)
○鉗子分娩:Forceps(フォーセップス)
○流産:Miscarriage(ミスキャリッジ)
○中絶:TerminationもしくはD&C(Dilatation and Curettage)(ターミネーション/ディリテーション&キュレテージ)
○妊娠(在胎)期間:Gestational Age(ジェステイショナル・エイジ)
産婦人科に関係してくる既往症や過去の検査内容には難しい専門用語があり、記入に時間がかかるかもしれませんが、事前に印刷して家で書き込むか当日早めに来院すれば大丈夫です。性自認(Sexual Identity)や性的指向(Sexual Orientation)も聞かれるのはアメリカならではかもしれません。
2. 妊婦検診~妊娠生活
産婦人科、医師からの説明や妊娠生活の指導でも、普段の生活では聞きなれない単語が出てくることがあります。
●子宮頸がん検診:Pap Smear(パップ・スミア)
●不正出血:Bleeding、Spotting(ブリーディング、スポッティング)
●おなかの張り:Abdominal tightening、Abdominal pain(アブドミナル・タイトニング/ペイン)
●つわり(悪阻):Morning sickness(モーニング・シックネス)
●吐き気:Nausea(ノージア)
●めまい:Dizzy(ディジー)、Dizziness(ディジネス)
●貧血:Anemia(アニーミア)
●こむら返り:Leg cramps(レッグ・クランプス)
●動悸:Palpitation(パルピテーション)
●頻尿:Frequent urination(フリークエント・ユーリネーション)
●便秘:Constipation(コンスティペーション)
●消化不良:Indigestion(インディジェスチョン)
●下痢:Diarrhea(ダイアリア)
●静脈瘤:Varicose Veins(バリコース・ベイン)
●超音波検査:Ultrasound(ウルトラサウンド)
●超音波画像:Sonogram(ソノグラム)
●骨盤底筋体操:Kegel Exercises(キーガル・エクササイズ)
●胎盤:Placenta(プラセンタ)
●胎児:Fetus(フィータス)
●羊水:Amniotic Fluid(アムニオティック・フルイド)
●尿検査:Urine Test(ユーリン・テスト)
●糖尿病スクリーニング:Diabetes Screening(ダイアビーティーズ・スクリーニング)
●絨毛診断:CVS(Chorionic Villus Sampling)(コリオニック・ビラス・サンプリング)
●助産師:Midwife(ミッドワイフ)
●妊娠線:Stretch Marks(ストレッチ・マークス)
●出産予定日:Due Date(デュー・デイト)
妊娠生活で不安なこと、状態についてなど健診の時はあらかじめ聞きたいことをメモしてから受診するのをおすすめします。病院、医師によって言い回しが変わってくる単語もあるので注意が必要です。
3. 出産
出産の際に見聞きする可能性のある英単語を集めました。
●おしるし:Blood Show(ブラッド・ショウ)
●破水:Water Breaking(ウォーター・ブレイキング)
●陣痛:Contraction(s)(コントラクション)
●出産:Delivery(デリバリー)
●入院:Hospitalization(ホスピタリゼーション)
●子宮口 Cervical os(サービカル・オー・エス)
●導尿 Catheterization(キャサタリゼーション)
●子宮口の開き Dilatation of Cervix、またはCervix Dilation(サービックス・ダイレーション)
●いきむ:Push(プッシュ)
●会陰切開:Episiotomy(エピジオトミー)
●へその緒:Umbilical Cord(アンビリカル・コード)
●肩甲難産(赤ちゃんの肩が引っかかって出てこれない状態):Shoulder Dystocia(ショルダー・ディストーシア)
●自然分娩:Natural Childbirth(ナチュラル・チャイルドバース)
●無痛分娩:Epidural Birth(エピデュラル・バース)
●出産証明書:Birth Certificate(バース・サーティフィケート)
分娩時は痛みで余裕がないこともあるので、出産されるご本人だけでなく、付き添いの方も必要な英語を覚えておいた方が安心です。 アメリカでの妊娠、出産にまつわる英単語をご紹介しました。発音が少し難しい単語もあるかと思います。すべてを覚える必要はありませんが、当てはまる症状や希望する処置を表す英語だけでも、知っておくと落ち着いて受診することができます。