アメリカのキス文化をお勉強!フレンチって実はディープなの?知っておきたいキス用語と豆知識

愛情表現に欠かせないアクションと言えば、キス!軽いキスから濃厚なキスまで、アメリカ人は豊富な種類のキスでコミュニケーションを図ります。人前でキスしたり、家族とキスしたりするなんて、恥ずかしくて出来ない?気恥ずかしさからか、キスに対する知識が少ない日本人は少なくありません。今回は、知っているつもりで、あまり知らない、キスの種類について紹介します。

French Kiss(フレンチ・キス)
挨拶を交わすような軽めのキス?それはとんでもない誤解です!多くの日本人は、フレンチ・キスについて勘違いをしています。日本人が思い描くような軽いキスとは正反対、舌を絡める濃厚でロマンチックなキスが本当のフレンチ・キスです。
ちなみに勘違いの元である「ディープ・キス」もフレンチ・キスと同じ意味合いで使われますが、フレンチ・キスの方が一般的です。
Eskimo Kiss(エスキモー・キス)
見るだけで微笑ましい気分にさせてくれる、かわいいキス!唇を重ねず、お互いの鼻と鼻を合わせます。名前の通り、エスキモーたちが行なっていた愛情表現のひとつです。彼らが暮らすのは、唇を合わせると皮膚がくっついてしまうような極寒の地!そのような惨事を避けるために考案されたキスなのだとか。
Air Kiss(エアー・キス)
頬に直接キス、でないところがポイント。頬同士を合わせて、「チュッ」とキスしたような音を出します。フレンドリーで気軽にできる、まさに挨拶用のキスです。国によっても様式が違うようで、主にヨーロッパ圏で行なわれています。ちなみにアメリカでは、細かなルールはありません!気まずくならない程度にあなたも試してみては?
Hickey(ヒッキー:キスマーク)
見てはいけないモノ見てしまった!誰かのキスマークを発見すると、そんな気分になりませんか?口紅でつけられたものでなく、強めに吸い付くことでできる内出血の跡です。これみよがしのマーキング、つける側の情熱は確実。はたして、つけられる側の気持ちはどうでしょう。場所や強さを間違えると少々グロテスクになるのでご注意を!
Hand Kiss(ハンド・キス)
まるで映画の世界。敬意と愛情を示す、紳士淑女のキスといえばこれしかありません!たとえドレスアップしていなくとも、手にキスされるだけでお姫様気分になれるでしょう。たとえ唇が触れなくても、密着度が低くても、お互いを尊重し合う気持ちがきっと伝わるはずです。
Spiderman Kiss(スパイダーマン・キス)
有名なアメコミ、スパイダーマンのワンシーンから生まれたキスです。日常生活では体験できる機会は限られますが、スパイダーマンのような特殊な力がなくても挑戦することはできます。たとえば、鉄棒にぶら下がったり、ソファやベッドを使ったりしてみてください。あくまで自己責任!失敗すると雰囲気が台無しになるなんてことも。
キス文化に疎い日本人にとっては、どれも難易度が高く感じるかもしれません。むしろ、知らないからこそ戸惑うことも多いです。キスに対する苦手意識を克服するというより、円滑な人間関係を築くために適した知識を集めてみてください。日本人でものその昔、戦国時代の豊臣秀吉でも子どもに対して「口吸い(キス)」をしていたくらい、古くから日本でも愛情表現のひとつとして使用されています。意外と奥が深いキスの世界、ちょっと勉強してみるのも楽しいかもしれません!
