春の訪れを占うアメリカのメルヘンなお祭り、おじさんと小動物が好きなら必ずチェックしておきたいGround Hog Dayとは?

毎年2月2日に開催されるGround Hog Day(グラウンド・ホッグ・デー)をご存じですか?おじさんと小動物が好きなら、必ずチェックしておきたいお祭りです。これだけ聞くとマニアックですが、冬の終わりを告げる伝統行事としてアメリカで古くから親しまれています。今回は、タキシード姿のおじさまとグラウンドホックが主役のGround Hog Dayを紹介します。

そもそもGround Hog Dayとは?

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Ground Hog Dayは、マーモットの一種であるグラウンドホッグを使って、春の訪れを占うお祭りです。19世紀頃にドイツ系移民から伝わったとされ、現代ではアメリカとカナダの一部で行なわれています。Ground Hog Dayはとても有名ですが、アメリカならどこでも開催されるというわけではありません。主に北アメリカの数カ所で行なわれ、予想結果はテレビなどの媒体を通じてアメリカ中に報道されます。

春の訪れを予想しよう!Ground Hog Dayの占い方法

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Ground Hog Dayに欠かせないのは、グラウンドホッグ(ウッドチャック)というリス科の動物です。とても可愛らしい姿をしていますが、民家に入り込んで庭を荒らすことも!そんなグラウンドホッグは、寒くなると地下の巣穴で冬眠し、春の訪れを待つ習性を持っています。Ground Hog Dayでは、グラウンドホッグが「冬眠から目覚めて外に出ると、自分の影に驚いて巣穴に戻る」という言い伝えをもとに春の訪れを予想するのです。影に驚き巣穴に戻れば、冬があと6週間続くことをあらわします。一方で、そのまま巣穴の外に出た場合は、春の訪れがすぐそこであると占われるのです。

グラウンドホッグ界の伝説、偉大なパンクサトーニー・フィル!

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アメリカで最も古く歴史のあるGround Hog Dayは、ペンシルベニアにあるパンクサトーニーで開催されます。パンクサトーニーのGround Hog Dayには、パンクサトーニー・フィルの存在が欠かせません。春の訪れを占うグラウンドホッグなのですが、なんとパンクサトーニーのフィルは不老不死!第1回目のGround Hog Dayから、毎年元気に占いを続けています。つまり、フィルは唯一無二のグラウンドホッグといえるのです。ちょっと無理がある?たしかにグラウンドホッグの平均寿命は10年ほどですが、パンクサトーニーのフィルには関係ありません。パンクサトーニー・グラウンドホッグ・クラブ会員による心を込めた世話と、不老不死の薬を飲み続けている限り、フィルの命がつきることはないのです!フィルの不思議な力を信じるかどうかはお任せします。とりあえず、フィルの愛らしい姿と占いを楽しんでください。

Groundhog Dayは、春の到来に欠かせない名物イベントです。グラウンドホッグがいない地域では、別の小動物で占いをすることもあります。ただ、あまりの人気ぶりに、ちょっとイジワルされることも!特にフィルは標的の的、占いの結果によって逮捕状がでたり、偽証罪で起訴されたりした過去もあります。しかし、これは愛ゆえのアメリカン・ジョークです。占いの結果はどうあれ、アメリカ人の心を射止めるGroundhog Dayに注目してみてください。