カリフォルニア大学サンディエゴ校に留学中の古賀さんの留学体験記【Youは何をしにアメリカへ?】

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アメリカに来ることになったきっかけ

 
 

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元々、大学では応用物理と情報工学を学んでいました。大学3年の終わりに将来の進路を考えている時に、ある教授が主催していた留学説明会を聞いて、留学に興味を持ち始めました。実はそれまで留学に関して全く興味がなかったんです。だから当初の予定だと、周りの理系の友達がそうであるように日本の大学院に行こうとしていたのですが、大学4年で希望の研究室に行けなかったこともあり、このままでいいのかなと思い始めていた頃のことだったんですね。 説明会で留学に興味を持った理由は2つありました。まず1つ目は、その留学説明会を主催していた方を尊敬していたから。その方は当時30歳程の若い大学の先生で、とても人を惹きつける方でした。一般的な「教授」のイメージとは少し違っていて、「私は歴史に名を残すんだ」と公言していて…日本にはあまりいない「ビッグマウス系」ですね。その様子が単純にとてもカッコよかった! そして2つ目の理由は、アメリカの大学院では仕事をしてお給料をもらいながら学生が出来るという点でした。まず博士課程を取る場合、日本だと大学卒業後「修士課程2年→博士課程3年」と続きますが、アメリカだと大学卒業後すぐに博士課程に進む事ができます。さらに博士課程に進む大半の学生は、学費免除+生活費が貰えるんです!もちろん大学や個人によるので、一部しかカバーされないなどのケースもあるようですが。でも日本だと大学院生がお金を払うのに、アメリカではお金を貰いながら研究が出来る…画期的な制度ですよね。 大学の学費は貸与の奨学金でなんとか賄っていたのですが、実際大学院のお金をどうしよう?と困っていたのも事実でしたから、経済的自立が出来るとなるとやらない手は無い、と思うようになりましたね。

なぜ留学先をアメリカの大学院にしたのか?

 
 

A post shared by Grace Harvey (@grace_harvey_) on

理由は2つあります。1つ目はまず先ほどもお話した様に、最初から雇ってもらい働きお金をもらいながら研究できる制度があったということ。イギリスは日本と似ていて、奨学金を持っていないと同じような待遇はありません。カナダやスイスもアメリカと同じ仕組みのようですね。 2つ目の理由としては、アメリカは研究内容や研究姿勢が非常にビジネスライクだったことです。先に述べた大学院生に払う給料を得るためには、研究室の教授(P.I.)が、スポンサーとなる企業や政府からお金を取ってくるという仕組みが基盤になっています。そのために、教授はスポンサーから「研究費を取れる研究」を目指します。目指すというより、それが当たり前なんですね。日本の教授というとお金目的と言うよりは、純粋に解明したい事象を日々真面目に研究をしている姿を想像するかもしれません。ただ、それと同時に働いている量に対して、対価が少なすぎるという不満がある方も多いのが事実です。 「研究でお金を動かす」という概念がアメリカよりも少ないので苦しんでいるとも言えます。僕自身は将来やりたい研究が満足にできない状況に陥るのは嫌なので、「研究費を取れる研究」とはどういうことなのかを知り、それが出来るようになる為にアメリカの大学院を選びました(これは特に、アメリカの工学系に言えることです)

アメリカの大学院へ進学するためにどんな準備をしたのか?

 
 

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日本の大学試験とは違い、一斉にテストを受けて合否が決まるわけではなく、準備した書類によって判断されるのがアメリカ式です。5つの書類をオンラインで提出することが願書となりました。 書類の詳細は、①TOEFLスコア、②GREスコア(基礎学力を測るアメリカの統一テスト)、③志望理由書(ワードで2ページ程)④GPAスコア(大学の成績表)、⑤推薦状(大抵3通)となります。①②は両方日本で受験出来、ある程度の学力があることを大学に示すことが目的なので、足切り的な使われ方をします。③は日本でいうエントリーシートですね。④は大学の成績の平均数値となり、MAXの4に近ければ近いほど良い。⑤は大学でお世話になった教授に書いて頂く推薦状なのですが、私はここが一番苦労しました。
 

A post shared by UC San Diego (@ucsandiego) on

まず好意的に推薦状を書いて頂けそうな教授を探さなくてはいけないですし、推薦状の中身も客観的に私を評価している内容である必要があります。取った授業の数、試験の点数、クラスの中で何人中何番か等、具体的な数値を示した上で研究内容やその素晴らしさを書いて頂くのです。直接会って面接ができたらその場で自己アピールができるのですが、何せ書類審査なので「こいつを取りたい!」と思って貰えるような説得できる文章を用意しなくてはいけないんですね。 最初から成績が良い人は特に努力をする必要は無いのかもしれないですが、大学3年の終わりから留学を目指し始めた私は必要書類を集めるために、大学4年ではかなり戦略的に動きました。 実際に私が取った策は、まず推薦状を書いて頂きたい先生を決め、その方が担当している大学院生用の授業を受講し、その授業では課題を誰よりも早く解いたり、試験ではとにかく良い点数が取れるよう勉強し、研究に力を入れました。日本では大学4年で研究を始めるのが通例なのですが、海外だとあまりない制度だそうです。つまり研究に力を入れ、研究結果を出すことはアピールポイントになるんですね。 今思い返すと…大学4年の頃にはもう戻りたくないです(笑)。そして無事に大学4年の12月に願書を出し、2月に合格の連絡がきました。その後8月に渡米し、9月から授業が始まったという流れです。

理系だと一度日本を離れると日本で就職できなくなるから留学はオススメしない、と聞く事もあるが不安はあったか?

 
 

A post shared by Future Education 「イオラニスクール公認」 (@future__education_tokyo_hawaii) on

それはありませんでした。日本で研究者として働くと決めているなら確かに日本でのコネクションが大事になってくるので、アメリカ大学院留学は日本とのコネクション機会が少ないという点ではデメリットかもしれません。ただ、もし日本以外で働く場合は、一般的に日本よりアメリカで学位を取った方が信頼される場合が多いと感じています。個人的には日本で研究者になると決めているわけではなく、将来どこで何をやるかまだ決めていないので、日本に固執する必要も無いのかなと考えています。  
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現在具体的に何を勉強しているか?

 
 

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「制御工学」という、物を自動化するためのデータアルゴリズムの開発を行っています。特に、融ける/凍る物質を対象として扱っており、応用先として地球温暖化のデータ解析や3Dプリンターを研究しています。現在実際に研究を行っている3Dプリンターを例に取ると、私自身が手を動かしてプリンターを制作するのではなく、どうやったらインクが丁度良い温度やスピードで出てくるか、どうやったらあらゆる素材で対応出来るようにするか、などを考えてそれを数式に落とし、プログラミングをするのです。 3Dプリンターが今まだ一般家庭に導入されていない理由として、「素材が限られてる」「完成まで時間がかかる」ということが挙げられます。今は一般的な3Dプリンターだとほぼプラスチック素材しか作れないのですが、もし今後これらが改善されて金属製の物が簡単に作れるようになった場合、パソコンのパーツ、車の部品など自分たちの身の回りのものの修理を自分たちで出来るようになる可能性が出てきます。好きなインテリアなんかも作れたら面白いですよね。もし自分のプログラミング通りに動くものを作り、認められれば商品化の可能性も出てきます。
 

A post shared by Jean Costa (@eng.jeancosta) on

僕の尊敬している研究者にヘッドフォンなどで有名なBOSEの創始者Boseさんがいるのですが、彼はMIT(Massachusetts Institute of Technology)で博士号を取り研究者として働いている時に自分で会社を興し、開発した商品を売り始めました。研究者でもありつつ、起業家だったのです。私自身まだ研究内容が商品化したことはなく論文を発表しているところですが、「将来的に自分が作った物を世に出したい」という思いはあります。

その他になにか活動をしている?

 
 

A post shared by MC Express / MC America (@transport_mc) on

米国大学院学生会という団体の副代表をしています。この団体は学位留学を志す日本の学生を支援するため、留学生・留学経験者有志によって設立された団体です。学位留学生と日本の学生のつながりをつくることで、学位留学経験者が持つ学位留学の経験・ノウハウが、未来の留学生へ受け継がれていく仕組みをつくることを目指しています。 実は私が留学のきっかけとなった留学説明会は、この団体が主催だったんです。さらにこの団体を立ち上げたのはあの尊敬した大学時代の先生で…昨年から私も協力できることになり、不思議なご縁を感じています。毎年夏と冬に全国5~7大学で留学説明会を実施しているので、少しでも興味があったり何か進路に漠然と不安がある人は参加してみてください! 私は主に登壇してくれる人を探したり、各会場、大学とのやりとりを行っています。やはり母校の卒業生だと学生の皆さんもイメージしやすいだろうなとか、アメリカで生活をしている方は一時帰国の時に合わせて予定が組めるように調整させて頂きます。また、ニュースレターを2ヵ月に1回出していて、体験記なども沢山載っていますので、是非一度HPを見てみてくださいね。 私自身、大学3年まで人生の選択肢に入っていなかった「留学」をまだ知らない方々に知って頂くきっかけになれたら嬉しいと思います。絶対留学は素晴らしいから行って欲しい!と押し付けるのは私は嫌で(笑)。進路の選択肢があった方がいいと思うからこの活動をやらさせて頂いています。 もし個人的に質問や疑問があったらこちらにご連絡ください。

アメリカに来て1番大変だったこと、カルチャーショックは?

 
 

A post shared by tomathawa (@tmathwa) on

最初の1年間が一番キツかったです。フルタイムで授業を取り(2年以降は大分授業量は減る)、宿題の量も多く(日本よりも多い)、その中でも研究を同時並行でやらなければいけなかった…日付が変わってしまって、よし帰らなきゃ!みたいな生活を続けていました。授業も研究もコミュニケーションは全部英語だったことも、最初は慣れなくて大変でした。 ただ授業に関して言えば、理工系なので数式がある程度理解出来れば「こんな事言ってるんだろうな」というのは分かりました。数式以外にも、使う言葉や専門用語は「英語の決まった言い方」があったので、それを覚えてしまえば理解出来ました。文系の方が全ての言葉を理解しないといけないと思うので大変かもしれないですね。 また、現在フランス人の方と共同研究しておりコミュニケーションをかなり密に取る必要があります。雇われている以上、研究がうまくいかず成果が出ないとボスに首を切られてしまう可能性もあるので、お互い必死に取り組んでいます。人と関わっていく事、コミュニケーションを密に取っていく事が仕事において大事だと思いますが、これはきっと日本でもアメリカでもどこでも一緒の事なんだと学びました。
 

A post shared by Panda Mug (@pandamug) on

後、昨年1ヶ月半研修でニューヨークに行った時の事です。ニューヨークと言っても、「マンハッタン」「タイムズスクエア」のような華やかな場所ではなく、アップステートニューヨークと呼ばれる郊外エリアだったのですが、英語がうまく聞き取れないという経験をしたのです。 さらに電気や水道のセットアップをする為に業者の人と話す機会があった際に、英語が聞き取りづらく少したじろいだ態度を見せた途端に「お前何人なんだ?」と強く出てきて、感じが悪いなぁと思った事もありました。その土地によって英語は訛りがあるんだという事、サンディエゴのように移民が多い所と比べて異国の人に対する理解が少ないのかもしれないという事を身を持って体験しました。 さらにその地域にはウーバー(日本で言うタクシーのような自動車配車サービス)が1台もいなかった…お店に行くとキャッシュオンリーの所もあったりと昔ながらのスタイルが残っていました。自分の常識が通じないのはアメリカに来た時にも感じた事ですが、同じアメリカと言えど場所が違うとこんなにも違うんだと学んだので、今後はアメリカの色んな場所に行ってみたいと思うきっかけにもなりました。 新しい発見は面白いなぁと思うし、今まで見たことない景色を見れたりするのは単純に楽しいと思います!仕事の面でも、昨年は学会でハワイなどアメリカ各地で4箇所の出張がありました。様々な場所に行ってみたいので、仕事でも積極的にアメリカ各地に行きたくて…でも生活するならやっぱりサンディエゴが一番かな。気候が最高です。人がせかせかしておらず、皆親切ですね。それはニューヨーク出張した時に感じました。治安も良いので安心ですし。

アメリカに来て良かったことは?日本の友達に自慢できるようなことはある?

 
 

A post shared by Eric Nguyen (@nguyening_style) on

旅行に頻繁に行けている所でしょうか。現在、仕事の時間がフレキシブルに取れるという事もありますし、お金も貰える状況でもあるので、時間とお金を見つけては旅行しています。忙しくて休みが取れない日本の同期などの話を聞いていると、アメリカに来て良かったのかもしれないと思います。 自分を雇ってくれている教授との関係性を良く保って、交渉さえ出来れば融通も利きますし自由な時間も取れます。逆に言うと、評価で全てが決まるので成果が出ない限り交渉は出来ないかもしれません。そこはシビアな面でもあります。私の教授は私がいつ研究室にどれだけいるか、は全く知りません。普段多くの時間を割いて研究室にいたとしても気付かれず、点数が良くなることも教授からの評価が上がることも無いのです。 私の場合、最初に取り組んだ研究テーマが良かったので成果を出しやすかったと感じています。運もめちゃくちゃ関係あります(笑)

日本にも学生にとってこんな制度があればいいのに、というものがあれば教えてください。

 
 

A post shared by Le Wagon (@lewagonmorocco) on

「大学院生がすぐ働ける制度」と「TA制度」でしょうか。すぐに働けて給料も出るという話は前にしましたが、TA制度(Teaching Assistant)もまた良い仕組みだと思います。大学院生がある授業の補佐をする仕事で、毎週学生の宿題の採点をしたり、たまに講義もやったり、また「オフィスアワー」という時間を作り、授業や宿題の質問に来た学生に答えたりもしますね。全てもちろん英語ですよ(笑) アメリカの学生は熱心な人も多いので、毎回1時間のオフィスアワーの中で質問をぶつけにくる学生はひっきりなしにやって来ます。大体宿題に関しての質問ですが、納得するまで帰ってくれない…さらに講義は1時間20分もあり、何をしゃべるか、どんな例を出せば理解しやすいか、アイスブレークの小ネタまで考えなくてはいけないので、かなり苦労しましたね。 自分が取っている授業に出て、自分の研究を進めながら、TAの時間も取るのは大変でした。でも実はアメリカの博士課程に進む学生は、ほぼ全員がこのTAを経験します。大変な苦労もしますが、学ぶ事も本当に多いんです。しかもTAの基本給は月20万円程にもなります。日本にもTA制度はあるのですが、任される範囲がかなり狭いので、その分貰える金額もアルバイトと同等だそうです。

アメリカの学生と日本の学生の違いを教えてください。

 
 

A post shared by Contexti | Big Data Analytics (@contextiteam) on

これは個人的な感想なので一般的かどうかはわからないのですが、日本の学生の方が平均的に数学や物理などの基礎学力は高いと感じています。ただアメリカ人はそれでも何が凄いかと言うと、何とかしてパスしよう、何とかして理解しよう、とする粘り強さです。皆、真面目に勉強していますね。

今持っている悩みを教えてください

 
 
 
 
 
 
 
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A post shared by サジタリウス (@mla12914) on

アメリカ生活で困っているというより、日本にいる人と会えない事ですね。例えば友達に会えないので、友達同士の同窓会や飲み会を後日SNSで集合写真とか上がっているのを見て知るみたいな(笑)。家族のことも心配です。何かあってもすぐに帰れないし、何かあったことを心配させまいと思う事も実際ありました。あと、「結婚できるかなぁ」と考える事もあります(笑)

平日、休日1日の過ごし方

平日:7:30amごろ起床、9:00amごろオフィス到着(早く行くことも、寝坊して遅くなることもある)、その後ほぼデスクワーク。自分が面倒見ている学生がいたときは、軽いノリで話しかけて進捗確認。教授とのミーティングは最近ほぼしておらず、研究結果を出したときにメールで報告。週2くらいで5:00-6:00pmごろに大学のジムに行って、筋トレとランニング。7:00pmごろオフィスを出る。 休日:起きたときに起きる(8:00-10:00の間)。ゴルフに行ったり、友達と食事や遊びに行ったり、たまにサーフィン行ったり、忙しいときは仕事したり。 あと最近はバンド活動にも励んでいます。自分たちで曲を作って、ライブをしたり曲配信をしています。iTunes、Apple Music、Spotifyにて”Es die R”というバンドでやっているので、宜しければ聞いてください(笑)  

交友関係について、周りにはどんな友達がいて、何して遊んでる?

 
 
 
 
 
 
 
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A post shared by Chihiro Shinzaki (@chihiroshinzaki) on

私はサンディエゴ三田会(慶應義塾大学の同窓会)で会った日本人の友達と会うことが多いです。渡米後あんまりカルチャーショックが無かったのは最初から三田会の方を紹介してもらい、お世話になっていたからかもしれません。同じ学科の先輩もいらっしゃったので、とても心強かったです。1週間を通して大学にいる時間、ラボの人と過ごす時間はとても多いのですが、彼らと遊ぶことはたまにしかないですね(仲良いアメリカ人1人のぞいて)。とてもビジネスライク。 食事は昼は大学のフードコートで食べて、夜は自炊する事が多いです。パスタ、チャーハンとか簡単なものですが。飲み会は、週2くらいでしょうか。女性との出会いはあまりありませんね(笑)

これからアメリカでやってみたいことは?

 
 

A post shared by Emmalee Mauldin (@emmaleemauldin) on

まずは、今やっている研究を頑張りたいです。後々になって、やって来たことに繋がりが見えれば良いかなと考えています。昨年はNASAでインターンをし、今年はボストンにある企業でインターンをしたり、学外の経験を通して今後も研究を軸に興味の幅を広げていきたいと思うようになりました。

これからアメリカへ来たいと考えている方に一言お願いします。

 
 

A post shared by D&M (@dandmbag) on

アメリカに何か理由があって来る方は、それを胸に留めて頑張ってほしいです。もし理由が無かったとしても良いので、後々何か気づけるものを探してほしい。「今の時代は海外に出なさい」とか「実力も無いのに海外に行くのは無理」など、人の人生にケチをつける人が周りにいるかもしれませんが、自分でやろうと決めた事を進めていけば良いんだと感じています。私自身、アメリカ留学に細かい理由がある方ではなかったのですが、失敗では無かったなと思います。   日本の文系の大学を出て、一般企業に就職をしたインタビュアーにとって、古賀さんの生活や考えはかなり新鮮なものがありました。理系の方にとっては新しい選択肢として「アメリカ留学」を知って頂けたでしょうか?人との出会い、出来事の出会いを大切にし、自分の進路を自分で決め、良いと思った事はやる。これは理系文系関係無く実践出来る概念ですね。ご本人は「行き当たりばったりなだけです」とおっしゃっていましたが、その時の状況に合わせて柔軟に生きている方だと感じました。辛かった経験を聞いた時に「その時はきっと辛かったんでしょうけど、すぐ忘れちゃうんですよね」と笑い飛ばす大らかな姿が印象的でした!  
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