伊藤さんのノースジョージア大学留学体験記①【アメスマ交換留学】

ノースジョージア大学のキャンパス風景 海外に留学する、と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?楽しそう?大変なことも多そう?実際に行ってきたことのある方のお話を聞いてみないとなかなかイメージしずらいところもあるかもしれません。そこでmAmericaでは、日本人留学生グループ、現役の交換留学生の皆さん、アメリカでSIM・スマホサービスを提供するアメスマさんにご協力いただき、各地から現地事情をお伝えしてもらう企画「アメスマ交換留学」をスタート致しました!

今回は現在、アメリカのジョージア州ダロネガ にある、ノースジョージア大学(the University of North Georgia )へ交換留学をしている伊藤さんに、なぜ留学を目指したのか、現地でのアメリカの生活について、お話してもらいました。今後、アメリカ留学を目指す皆さん、必見の内容です!

(本記事は、「3か月以上アメリカに滞在される留学生や駐在の奥様必見、業界最安値$39.99で電話SNSし放題の携帯通信サービスを全米で展開するアメスマ」、「アメリカ旅行や出張に最適!5日間から2,480円で利用可能なアメリカのSIMカードを販売するアメシム」、の提供でお届けしています。)

留学、駐在家族向けスマホ・SIMサービスのアメスマ

交換留学生基本情報

ノースジョージア大学に留学する伊藤さん

・名前: 伊藤真由

・年齢:21歳

・在米歴: こちらに来て約1か月

・在住州・市: ジョージア(Georgia)州・ダロネガ(Dahlonega)

・所属大学:南山大学

・留学先:ノースジョージア大学(the University of North Georgia )

・専攻分野: 経営

・家族構成: 父、母、妹

・性格: 決めたら最後までやり遂げる、負けず嫌い

・留学経験: 留学自体は初めてですが、大学一年の春休みに二週間オーストラリアにボランティアに行ってホームステイをしたことがあります。

・VISAステータス:J-1

・英語力自己評価:生活にはそんなに困らない程度で、授業もなんとかついていっていますが専門用語などはやっぱり難しいなあ、という感じです。一対一の会話にはそんなに困りませんが、グループでの会話になると理解に必死になってしまい、あまり話せません…

・趣味:音楽が好きなので、音楽を聴くこと、歌を歌うことが好きです。特に洋楽が好きです。

アメリカ留学をすることになったきっかけ

アメリカの車

昔から海外にとても興味があって、大学生になったら絶対に留学に行くと勝手に決めていました。アメリカに行くと決めたのは、自分が経営学を専攻にしているので、ビジネスの本場であるアメリカで勉強したいと思ったからです。

そもそも、なぜ海外に興味を持ったのかというと、私が小学生だった時にいとこの家族が海外赴任でちょうど私が今いるのと同じ、ジョージア州にいくことになり、一時帰国するたびに英語がメキメキ話せるようになっていくいとこを見て、当時英会話スクールに通っていた負けず嫌いの私はそれをとても悔しく思っていました。今考えてみれば、いとこは海外で生活しているので張り合ってもなあと思ったりもするのですが、これが私の海外への関心の原点だと思います。そこから海外に住むってかっこいいなあ、私も英語話せるようになりたい!と思って英語をたくさん勉強したりして、海外へのあこがれが派生して、留学して海外で勉強したい!と思うようになりました。

アメリカへの留学はどのように準備したのか?

チェックリスト

私は、自分の大学と結びつきのある海外の協定校から交換留学として留学に行くことを決めました。交換留学とは、自分の学校で学費を払う代わりに留学先の協定校の学費を払わなくてよくなる、という制度です。ほかにも、休学留学や認定留学(この二つはまとめて私費留学、なんて言い方もあります。)などがあります。話は戻って、交換留学をするためには、わたしの大学ではまず、GPAが良いこと、語学試験のスコアが取れていること、の二つが前提条件になってきます。

私は三年生の秋からの留学を目指していたので、しっかり大学の試験もこなしつつ語学試験に向けて勉強しました。GPAは、大学の内申点みたいなもので、4が最高値で低い人だと0点台の人まで様々です。点数は大学によるので一概にはなんとも言えませんが、私の大学で交換留学を目指すなら3が最低ラインでそれ以上の人が交換留学に申し込む形が多かったです。3を切っているけど留学に行きたいと言っていた友達は、認定留学、というまた違った形で留学に行っていました。また、語学試験も行きたい留学先によって必要となるスコアや試験が違ってくるので事前に行きたい大学についてのリサーチをしておくことが大切です。

留学、駐在家族向けスマホ・SIMサービスのアメスマ

なぜアメリカで、その留学先を選んだのか?

ノースジョージア大学のキャンパス風景

私の選んだノースジョージア大学(the University of North Georgia)は、まずわたしの学校の協定校であること、ビジネスに力を入れていること、また日本では絶対にないアメリカ軍の訓練生と一緒に学ぶことができる、という点です。学校の協定校であることは、交換留学をするためには協定校から留学先を選ばないといけないので、絶対条件でした。

また、二つ目の理由については、私の専攻が、前にも述べたように経営学なので、ビジネスの本場であるアメリカで新しい考え方や進んだ考え方を知りたい、またその学び方自体の違いはどんなものなのか知りたいと思っていたので、ビジネスに力を入れているというのは個人的に留学先を決める上でとても大切な判断基準でした。

三つ目に挙げるアメリカ軍の訓練生と一緒に学べる、というのは私にとって一つの決め手となったと同時に正直に言うと気がかりとなる点でもありました。留学先を選ぶ際に、自分の中の判断基準として、日本とは全く違う環境で、アメリカでしか体験できないような環境で、勉強したい、と思っていたのでこの学校は私の条件にぴったりでしたが、今まで自衛隊の方が身近にいたこともないのに、ましてやアメリカ軍の訓練生の方とかかわったことなどなかったので、自分の生活がどんな風になるのか、とても期待すると同時に心配でもありました。

アメリカでの留学先の第一印象を教えてください

ノースジョージア大学のキャンパス風景

実際にこちらに来てみて、自分が想像していた以上に素敵なところだった、というのが一番の印象です。私の大学は本当に本当に田舎にあって、車がないとどこにも行けませんが、町全体が大学を中心に栄えていて、大学から程近くに小さいダウンタウンがあるのがとてもかわいらしくてお気に入りです。すごく田舎なだけあって、人々ものびのびとしていて、とても安全だなあ、と感じます。

また、大学内の人もとてもフレンドリーで、ここの学生はもちろん、ここで働いている方も私のことを覚えてくださり話しかけてくださるので、人々の温かさを日々感じています。といいますのも、ここの大学は本当に郊外にあるので、日本人だけでなく、アジア系の人がとても少ないので私のようなアジア人はたぶん学内でとても目立っているのではないかなあと思います。

しかし、それは、自分を日本語から遠ざけて英語での学習に集中できるいい機会だと思います。また、アジア系の人が少ないからといってアジアに対する学生の興味が薄いのか、というとそうでもなく、ここの学生はアジアに関心のある生徒も多くいるので、日本についての様々な話を聞かれたりして、それをきっかけに友達になれた子もたくさんいます。

アメリカへの留学で実現したいこと

ノースジョージア大学のキャンパス風景

一番大きい目標は、主体性を身に着けることです。細かく言うと二つあります。まず、例えば、こちらの授業は生徒が発言することが大前提の授業です。日本の大学の授業では、ほとんど聞き役か、また発言しても小クラスでの発言だったり、頭のいい子が発言していたので、なんとなく発言することに対して、賢い質問をしたり、賢い意見を言わないといけない、というイメージがありました。

しかし、こちらの生徒は、もちろん賢い発言もしますが、みんなが知っているであろう当たり前のことだって発言するし、わからないことはその場でわからない、といいます。日本では黙って聞いていれば理解しているのだ、とみなされますが、こちらでは黙って聞いていてはこの生徒は理解できてないのだな、とみなされてしまいます。自分も授業を構成する一員である、という意味での主体性を身に着けたいです。

二つ目としては、すごく初歩的で恥ずかしいくらいなのですが、グループのみんなで会話をするときに、自分が聞き役に回ってしまうことがとても多いので、自分から話す、会話の輪に入って発言する、という意味での主体性を身に着けたいです。日本にいてもグループでの会話は会話に入るタイミングを逃してしまいがちなのですが、こちらでは会話が英語での会話なのでまず理解するだけで精一杯になってしまっています。ここの部分を改善して、もっと友達との会話を楽しめるようになりたいです。

学習面で言えば、帰国後四年生となり卒論が待っているので、自分が一番興味のある、消費者行動論についてこちらで学習を深めて日本に持ち帰り、アメリカでの学びと日本での学びを融合させながら自分の研究を実のあるものにしたいと思っています。

まとめ

家族のおもちゃ

いかがでしたでしょうか?いとこの活躍に大いに刺激を受けてアメリカ留学を決意した伊藤さんですが、主体性を身につけるという大きな目標に向かって挑戦を始めました。日本とアメリカの生活スタイルの違い、語学力のハンデを乗り越えながら、自分のなりたい姿に向かって突き進んでいっていただくことを願っております。アメリカのノースジョージア大学(the University of North Georgia ) で交換留学をしている伊藤さんですが、その様子は引き続き、このmAmerica(まめりか)で共有していただきます。次回の投稿もお楽しみに!

留学、駐在家族向けスマホ・SIMサービスのアメスマ