山崎さんのサンディエゴ州立大学留学体験記①【アメスマ交換留学】

サンディエゴ州立大学(San Diego State University)に留学する山崎さん 海外に留学する、と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?楽しそう?大変なことも多そう?実際に行ってきたことのある方のお話を聞いてみないとなかなかイメージしずらいところもあるかもしれません。そこでmAmericaでは、日本人留学生グループ、現役の交換留学生の皆さん、アメリカでSIM・スマホサービスを提供するアメスマさんにご協力いただき、各地から現地事情をお伝えしてもらう企画「アメスマ交換留学」をスタート致しました!

今回は現在、アメリカのカリフォルニア州サンディエゴにある、サンディエゴ州立大学(San Diego State University)へ交換留学をしている山崎さんに、なぜ留学を目指したのか、現地でのアメリカの生活について、お話してもらいました。今後、アメリカ留学を目指す皆さん、必見の内容です!

(本記事は、「3か月以上アメリカに滞在される留学生や駐在の奥様必見、業界最安値$39.99で電話SNSし放題の携帯通信サービスを全米で展開するアメスマ」、「アメリカ旅行や出張に最適!5日間から2,480円で利用可能なアメリカのSIMカードを販売するアメシム」、の提供でお届けしています。)

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交換留学生基本情報

サンディエゴ州立大学(San Diego State University)に留学する山崎さん

・名前: 山﨑正弘

・年齢:21歳

・在米歴:約3週間

・在住州・市: カリフォルニア(California)州・サンディエゴ(San Diego)

・所属大学:横浜国立大学

・留学先:サンディエゴ州立大学(San Diego State University)

・専攻分野: Hospitality and Tourism Management (Hotel Operation)

・家族構成:父、母、兄、姉

・性格:男っぽい

・留学経験:オーストラリアへの2週間の語学研修(2019年2月)

・VISAステータス:J-1

・英語力自己評価:Intermediate(スピーキングが苦手)

・趣味: YoutubeやNetflixの動画を見ること、スポーツ観戦、ウェイトトレーニング

アメリカ留学をすることになったきっかけ

飛行機

まず私が留学することを目指したきっかけについて話しますと、私は高校1年生の時に学校の研修旅行でイギリスに約2週間行ったのですが、その時に英語を駆使して現地で仕事をする日本人の方とお会いし、「自分も将来こんな大人になりたい」と思うようになり、それ以来、大学に進学したら英語力を伸ばすことを目標に英語圏の大学に留学しようと決めていました。また、大学生になってから私は観光業界、とりわけホテル業界に興味を持ち始めたのですが、私が通っていた大学にはなかなか観光分野を取り扱った授業がなく、その一方で海外の大学では観光系やホスピタリティ系の学部・学科が存在し、多種多様な授業が行われていることを知り、海外の大学で観光系の授業を学びたいと思い、留学を志望するに至りました。

そして、数ある英語圏の国の中でも私がアメリカを選択したのは、アメリカに一番興味があり、アメリカで長期間生活をしてみたいと思ったこと、そしてアメリカは世界的なホテルチェーンの発祥の地であり、観光やホスピタリティ系の授業がとても充実していたからです。なぜアメリカに一番興味があったのかというと、映画やドラマ、ニュースなどで頻繁に目にする町や風景の中で生活できるということを考えたときに、とてもワクワクしたからです。また、補足的にはなりますが、何十年にも渡って世界第一位の経済大国であり続けている一方で多くの文化が混在して一つの国を形成しており、現在ではその反動として、政権が反移民の政策を推進しているといった複雑な側面を持つ国の様子を肌で感じてみたいと思ったこともアメリカ留学を希望した理由としてあげられます。

アメリカへの留学はどのように準備したのか?

チェックリスト

学内の交換留学の募集に応募する前は、主に英語の試験勉強をして、同時に応募先の大学について調べていました。私の通っている大学から交換留学でアメリカの大学に応募するためには最低でもIELTS overall 6.5が必要だったので、そのスコアを獲得するまでIELTSを3回受験しました。具体的には、IELTS用の参考書を買って問題を解き、高校時代から使っていた英単語帳をやりなおしてリスニング力と語彙力を鍛えました。IELTSを受けるたびに自分の弱い分野が分かってきたので、最終的にはライティングの問題を重点的に練習したことで点数を上げることができました。

留学が実際に決まってからは、留学資金を貯めるためにアルバイトをしながら、英語力を上げるために学校で昼休みに行われていた留学生とのトークイベントに参加したり、学部のプログラムでオーストラリアに2週間語学研修に参加したりしました。ほかにも、私の大学に留学に来ていた留学生のチューター(世話役)をやることで、英語を使う時間をできるだけ作るようにしていました。また、サンディエゴ州立大学(San Diego State University)では留学生が学生寮に入居できる数に限りがあり、早くから自分で住む場所を確保しておいたほうが良いという話を聞き、留学に出発する4か月前の4月にはすでに住むアパートを決めて、オンラインで契約をしました。

留学直前の一か月間は、留学先大学から留学に関する情報が頻繁に入ってくるので、その準備をしながら、英会話に慣れるためにオンライン英会話サービスを利用して1日1時間ほど外国人と話をしていました。

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なぜアメリカで、その留学先を選んだのか?

山登りの様子

私が通っていた大学にはアメリカへの交換留学先として5つの協定校があり、第五志望まで選んで応募することができるのですが、5つの大学のうち3つがカリフォルニア州にある大学で、残りの2つはそれぞれユタ州、ワシントン州にある大学でした。そこでまず私は志望順を決めるにあたり、日本人にも観光地としてなじみがあり、移民や外国人にも寛容なカリフォルニア州の大学で留学したいと思い、第三志望までをカリフォルニア州の大学3つに絞りました。

その3つはそれぞれサンノゼ、サクラメント、サンディエゴにある大学で、サンノゼはシリコンバレーのある都市でサンフランシスコにも近く、サクラメントはカリフォルニア州の州都でありつつ自然豊かな都市として魅力的でしたが、その中でも私はサンディエゴが地中海性気候の温暖でなおかつアメリカの中でも治安が良いことから、一番住みやすい環境であるように感じたこと、そしてサンディエゴ州立大学がその他の協定校よりも私が専攻する観光やホスピタリティ系の授業が充実していたことから、サンディエゴ州立大学を留学先として選択しました。

アメリカでの留学先の第一印象を教えてください

サンディエゴ州立大学(San Diego State University)の様子

サンディエゴでこれまで約3週間生活して感じたことは、思っていたよりも日本人が周りにいるということと、ご飯がおいしいことです。私は普段は家と大学の間でしか行き来していないのですが、大学では短期の語学研修に来ている人や交換留学、正規での在学生を含め、かなりの数の日本人がおり、キャンパスを歩いているとよく日本人とすれ違います。また、学外でも、レストランやショッピングモールなどではサンディエゴで生活をしているであろう日本人もよく見かけるので、心細さはあまり感じない反面、せっかくのアメリカでの生活で日本語を使ってしまうことが多く、残念でもあります。

ご飯に関しては、本当に満足しています。サンディエゴはメキシコとの国境近くに位置していることから、メキシコ料理のお店が多く、料理のレベルが高いことは有名ですが、ほかにも地中海や東南アジアなど世界中の国の料理が食べられ、日本食レストランもたくさんあり、今のところサンディエゴでおいしくないご飯を食べたことがないので、食事で困ることはなさそうです。

アメリカへの留学で実現したいこと

サンディエゴ州立大学(San Diego State University)に留学する山崎さん

私が今回の約1年間の交換留学で実現したいことはいくつかありますが、主な3つの目標を紹介したいと思います。第一の目標は、社会で通じる英語力をつけることです。これは高校生の頃から変わっておらず、ずっと目標にしてきたことではありますが、日本にいる間にはほかのことに気を取られ、なかなか努力できなかったことです。なので、今回の留学を通して将来ビジネスシーンで使えるぐらいの確かな英語力を身につけたいと思っています。

二つ目の目標は、留学が終わっても一生付き合っていける外国人の友達を作ることです。半年や一か月という期間の海外滞在と比べて約1年間という長期生活でしか得られないことは、英語力の向上ということの他にも、時間とともに育まれる他人との友情や絆ではないかと考えているので、私は今回の留学期間中に一人でも多くの友達を作り、彼らと一生友達でいられるような固い友情を築きたいと思っています。

そして最後の目標は、精神的にも肉体的にも強くなることです。私は日本で大学に通っていたときに一人暮らしをしていたので、長く親元を離れた経験はあるのですが、生活スタイルや文化のまったく異なる外国で長期間生活した経験はないため、そのような状況で精神的に成長したいと思っています。何か問題が起きたとしても、アメリカは距離的にも金額的にも容易に日本に帰れるわけではないので、よほどのことがない限り自分でどうにかするしかありません。すでにアメリカに来てから多くの想定外の事態を経験してきましたが、そのたびになんとかなっているので、ポジティブに考えて生きていく習慣をもっと身につけていきたいです。また、精神的に強くなるだけでなく、肉体的にも強くなりたいというのは、私は日本にいたときからジムに通うのが趣味であり、ウェイトトレーニングの本場アメリカで身体を鍛えたいと思っていたので、約1年間の間に肉体的にも成長したいと思います。

まとめ

サンディエゴ州立大学(San Diego State University)に留学する山崎さん

いかがでしたでしょうか?気候も良く生活しやすいサンディエゴ州立大学(San Diego State University)に通う山崎さんですが、観光ビジネスを学ぶにはサンディエゴはぴったりな環境だと言えます。日本とアメリカの生活スタイルの違い、語学力のハンデを乗り越えながら、自分のなりたい姿に向かって突き進んでいっていただくことを願っております。アメリカのサンディエゴ州立大学(San Diego State University)で交換留学をしている山崎さんですが、その様子は引き続き、このmAmerica(まめりか)で共有していただきます。次回の投稿もお楽しみに!

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