田中さんのアイオワ大学留学体験記②【アメスマ交換留学】

アイオワ大学の様子 海外に留学する、と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?楽しそう?大変なことも多そう?実際に行ってきたことのある方のお話を聞いてみないとなかなかイメージしずらいところもあるかもしれません。そこでmAmericaでは、日本人留学生グループ、現役の交換留学生の皆さん、アメリカでSIM・スマホサービスを提供するアメスマさんにご協力いただき、各地から現地事情をお伝えしてもらう企画「アメスマ交換留学」をスタート致しました!

今回は現在、アメリカのアイオワ州アイオワシティにある、アイオワ大学(the University of Iowa)へ交換留学をしている田中さんに、アイオワ大学(the University of Iowa)での様子や研究内容について、お話してもらいました。今後、アメリカ留学を目指す皆さん、必見の内容です!

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アメリカの留学先大学情報

アイオワ大学の様子

僕が留学しているアイオワ大学(the University of Iowa)は、アイオワ州のアイオワシティというところにあります。アイオワシティはアイオワ大学(the University of Iowa)を中心に栄えている町なので、大学周辺にはカフェやレストラン、バーが多くあります。また、日本でいう大学生協のようなところがあり、そこでは文房具、電子機器、服、雑貨などが買うことができるので、遠くに行かなくても必要なものがだいたいそろいます。少し離れたところには、大きなショッピングモールやウォルマートがあり、休日にはショッピングや映画を楽しむことができます。

アイオワ大学(the University of Iowa)の学生のほとんどは大学の寮に住んでおり、現在自分も寮で生活しています。大学の寮には、小さなジムやコンビニ、食堂、学習スペース、卓球やボードゲームなどで遊べるスペースがあり、とても快適に過ごすことができます。すべての寮からは、キャンパス内を走る無料バスが出ているので、どこへ行くにしても簡単に行くことができます。寮以外の大学の施設でよく利用するものは、図書館とジムです。大学の図書館では、本を借りたりするほかに、DVDを借りれたり、コンピューターを使えるスペース、カフェがあるので暇な時間に本を読んだり、友達とカフェでゆっくり過ごすこともできます。

ジムは学生がほとんどの設備を無料で使うことができるので、授業終わりにはたくさんの学生が集まります。ジムには一般的なジムにある機器に加え、競泳用プール、飛び込み用プール、ボルダリング用の壁、バスケやバレーボールができるスペースなどがあり、とても大きな施設です。

また大学キャンパス内の建物には、歴史的な建物も多くあります。特に有名なものは Old Capitol Building です。昔、アイオワシティは州都であったので、そのときの建物がキャンパス内に残っています。現在は博物館となっています。その他の建物にも、博物館がある建物があるので、一般の方も大学の施設で楽しむことができます。

アイオワ大学(the University of Iowa)はアメリカの大学中でも高く評価されている大学で、幅広い分野で定評があるそうです。特に、医学や法学、経営の分野は特に高く評価されているようです。しかし、高く評価されているのにもかかわらず、留学生はあまりいないように感じます。アイオワ州はとても田舎な州でもあるので、おそらくあまり留学先として選ばれないのではないのでしょうか。

アイオワ大学(the University of Iowa)への留学生のほとんどは、中国からの留学生が多いようで、町にはいくつかの中華料理店があります。そのほかには、東南アジア、西アジアからの留学生が多いようです。対照的に日本人の留学生はほとんどいません。これまで過ごしてきて出会った、日本人は2人だけなので本当に日本人は珍しいです。

そのため、最初のころは少し苦労しましたが、日本人で集まることがあまりないことで、英語を使う機会が増えることや、海外の友達が増えることなど少ないからこその利点もあります。また、日本に興味がある現地の学生もたくさんおり、また日本文化を学ぶクラスや、日本のことが好きな学生が集まるコミュニティーもあるので、いろいろな人々と仲良くなれると思います。

留学先での授業、研究情報

アイオワ大学の様子

今、僕が受けている留学生向けの語学コースは、まず最初にクラス分けテストを受け、結果に合わせてそれぞれのレベルに振り分けられます。レベルは5つあり、それぞれのレベルは2クラスに分けられます。だいたい1クラスに10人程度です。授業は、Communication Skills, Reading, Grammar, Writingの4つで、どのレベルもこの4つをレベルに合わせてやっていきます。

今の自分の時間割は、午前中は9時半から10時20分までCommunication Skills、10時半から11時20分までReadingを月曜から金曜まで受けます。午後の授業は少しトリッキーで、月曜と水曜のGrammarとWritingの授業は、12時半から1時20分、1時半から2時20分までのそれぞれ50分間の授業ですが、火曜と木曜は12時半から1時45分、2時から3時15分の75分間授業になります。

なぜこうなるのかというと、金曜の午後は宗教上の関係で授業に出られない学生がいるらしく、アイオワ大学のほぼすべての授業は金曜の午後にはなく、その代わりに火曜と木曜の授業時間を長くしているそうです。

授業の内容について、Communication Skillsでは主にリスニングと発音に重点を当てた授業となっています。リスニングでは、Note Taking をし、質問に答えたり、クラスでディスカッションをします。特にこの作業は、学部の授業を受けるためには必要な力であり、これらをしっかりやっていけば、学部の授業に入っても困ることはないだろうと思います。発音では、母音と子音の発音の仕方、アクセントの位置とルールを学んでいます。このリスニングと発音のための、課題が毎週あります。TVショーをみて、自分で内容をまとめ、自分の意見、生活につながることを、レコーディングして提出、そしてその内容に関してクラスの中でディスカッションを毎週します。

Readingは名前の通り、文章を読み問題に答えるということを主にしています。文章を読むときは、個人で読む時間とペアやグループで読む時間があります。ペア・グループでのリーディングで文章で理解出来なかった事について話し合ったり、問題の答えについて話し合ったりと喋る機会も多いです。Readingの授業では、Morphemeについて学ぶ時間が週1であります。

Morphemeとは意味を持つ最小の言語単位のことで、例えば -able というのは可能であることを示すMorphemeで、このようなことを学ぶことによって文章のなかで分からない単語がでてきたとしても、推測することができます。この授業の宿題は教科書の文章を読んで問題に答えることに加え、毎週小説を読むことです。その小説に基づいて毎週月曜にクイズがあります。

Grammarでは日本の学校のように文法を学ぶことに加え、その文法を使ってタスクをこなす時間があるので、より実際に使うような場面で文法をつかって練習することができます。日本の学校では文法重視の授業が多いので、知っていることは多いですが、やはりその文法について英語で学ぶことによって、日本語ではあまり学べないニュアンスの違いなどいろいろと学ぶことは多いです。

Writingは様々なパラグラフの書き方を学び、パラグラフライティングをすることが主に行われています。文章の書き方を学ぶことによって、学部へ入ったときのレポートなどでも応用することができ、今後にしっかりつながる授業となっています。

まとめ

アイオワ大学の様子

いかがでしたでしょうか?日本の大学選びの時から留学を意識していた田中さんですが、治安のよいアイオワの地で留学生活のスタートを切っているようでした。日本とアメリカの生活スタイルの違い、語学力のハンデを乗り越えながら、自分の夢に向かって突き進んでいっていただくことを願っております。アメリカのアイオワ大学(the University of Iowa)で交換留学をしている田中さんですが、その様子は引き続き、このmAmerica(まめりか)で共有していただきます。次回の投稿もお楽しみに!


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