横手さんのネブラスカウェスリアン大学留学体験記②【アメスマ交換留学】

今回は現在、アメリカのネブラスカ州リンカーンにある、ネブラスカウェスリアン大学(Nebraska Wesleyan University)へ交換留学をしている横手さんに、ブラスカウェスリアン大学(Nebraska Wesleyan University)での様子や研究内容について、お話してもらいました。今後、アメリカ留学を目指す皆さん、必見の内容です!
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アメリカの留学先大学情報

ロケーション
リンカーン(Lincoln)、ネブラスカ(NE)州の郊外(ダウンタウンから車で10分くらい)にあります。
キャンパスの雰囲気、施設情報
食堂、カフェ複数、図書館、ジム、トラックフィールド、フットボール場、寮、シアター、宅配ロッカーがあります。落ち着いた雰囲気で、大きくはないキャンパス。寮などもほぼキャンパス内、もしくは1ブロック以内にあるので、ほとんどキャンパス内で生活が完結できます。そういった事もあり、週末以外はほとんどキャンパスの外に出ません。
外国人留学生や日本人の数
日本人は7人、交換留学生として在籍しています。過去最多だそうです。ですがDegree Seeking は一人もいません。留学生は今年度入学組で20名ほど。去年はアメリカ政府の政策も影響してか、もっと少なかったそうです。もしトランプ政権が続いた場合、来年度も人数削減される可能性があるそうです。
その他留学先大学に関する情報
そもそも大学の規模が小さいので、大体の人と顔見知りになります。
留学先での授業、研究情報

研究室についてですが、交換留学生のため詳細はわかりません。現代言語学分野はあると聞いていますが、アート分野はそこまで厳密に決まっているようには見受けられません。他の分野は関係がないのでわかりません。
授業についてですが、現在は4つ授業を受講しています。Chinese, Design Research, Intro to Creative Tech, Paintingです。基本的にかなり少人数の授業ばかりです。
Chineseは受講者が4人です。レベル分けをされており、自分は日本の大学で中国語の授業を受講して単位を取っていたのでレベル1をスキップし、レベル2を受講しています。レベルは4まであり、日本人にとっては英語話者に進度を最適化されているので、授業進度は遅く感じます(日本のゆるい授業よりは間違いなく課題の量は多いですが)。
先生は教授ではなく、中国人が2年交代で教えにくるという形です。今の先生はとてもいい人で、年齢も我々と近く教え方も上手なので気に入っていますが、彼女は今年が満期のため来年はどんな先生が担当するか不明です。毎日1時間の授業なので、毎日予習復習課題と授業を繰り返す形になります。
現代言語学の授業はネブラスカウェスリアン大学(Nebraska Wesleyan University)では基本的に毎日または週4日あります。単位数は4。
Design Research の授業は新しい教授が担当しています。授業内容自体は楽しいのですが、正直彼の教え方はうまいとは言えません。クラスリソースもうまく使いこなせてない様子です。基本的にプロジェクトがあり、それに向けてリサーチをし、そのリサーチを元にアート作品を作り、ポートフォリオにエビデンスをまとめるという形です。デザインの基本的な要素は授業でカバーしますが、肝心のhowの部分は授業でカバーされないため、アート作品を作ったことがない場合は自分のリサーチを作品に昇華するプロセスでかなり苦労します。
点数は作品1に対しポートフォリオ3の比率で点数がつけられ、出席点やプレゼンテーション(3回行います、10分以上が基本です)でも点数がつけられるので作品の完成度は求められてはいないのですが、ロジックを作品に昇華するにはやはり技法が必要になってくることを思い知らされる授業です。週に3回、2時間の授業です。単位数は3で、受講者は15人ほどです。
Intro to Creative Techはとても面白い授業です。Night Classなので夕方に開講されるので少し時間がトリッキーです。週に一回、2時間で、単位は1です。授業内容はAdobe Productsの基本的な使い方の説明や、3D Printer, Laser Cutterなどの使い方も教えてもらうことができ、車で10分ほど離れた施設の機材を授業期間中は無料で使えるようになります。
(授業を履修していない場合は半年80ドルほど)基本的な操作方法を授業内でワークショップ形式で教えてもらい、さらにそのレクチャーは動画になってアップロードされるので繰り返し確認できます。その技術をもとにしてこなす課題が2週間以内のDeadlineで課されるという形です。私はそこまで時間はかかりませんが、パソコンに慣れていない日本人学生の場合は苦労するかもしれません。
Painting の授業は、文字通り油絵の授業です。受講者数は15人ほど、3単位で、週2の3時間授業です。集中力があって、何かこだわるのが好きな人で、多少絵を書く経験(私は過去に落書きを豊富にしていました、その程度です)があれば誰でも受講できます。
レベル分けされていて、自分はレベル1の授業に出席しています。レベル2から受講者は極端に減り、アートメジャーの人が受講する程度です。レベル1は油絵の使い方、絵具の混ぜ方などの基本的なことを行います。適当にこなせば授業時間内で終わります。が、ちゃんと完成させようとすると6時間ほど余分に時間を取らなければいけないです。それなりに作品を完成させれば問題ないのですが、自分はやりたいので毎授業ごとに5〜9時間くらいかけて授業内容を完成させて次の授業に臨みます。
まとめ

いかがでしたでしょうか?歴史あるネブラスカウェスリアン大学(Nebraska Wesleyan University)に通う横手さんですが、アートの世界では著名で充実した環境で学業に打ち込めているようです。日本とアメリカの生活スタイルの違い、語学力のハンデを乗り越えながら、自分のなりたい姿に向かって突き進んでいっていただくことを願っております。アメリカのネブラスカウェスリアン大学(Nebraska Wesleyan University)で交換留学をしている横手さんですが、その様子は引き続き、このmAmerica(まめりか)で共有していただきます。次回の投稿もお楽しみに!