池谷さんのテキサスA&M大学留学体験記①【アメスマ交換留学】

今回は現在、アメリカのテキサス州カレッジステーションにある、テキサスA&M大学(TEXAS A&M University)へ交換留学をしている池谷さんに、なぜ留学を目指したのか、現地でのアメリカの生活について、お話してもらいました。今後、アメリカ留学を目指す皆さん、必見の内容です!
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交換留学生基本情報

・名前: 池谷 真輝(いけたに まさき)
・年齢:23歳
・在米歴:なし
・在住州・市: テキサス(Texas)州・カレッジステーション(College Station)
・所属大学:大阪大学
・留学先:テキサスA&M大学(TEXAS A&M University)
・専攻分野: 社会学
・家族構成:父、母、祖母、弟、妹
・性格:目立ちたがり、面倒くさがり、気分屋
・留学経験:2017年に1年間ブラジルに留学
・VISAステータス:J-1
・英語力自己評価:10段階中4程度
・趣味: 筋トレ
アメリカ留学をすることになったきっかけ

アメリカに留学するというのは私が大学に入学したときからの夢でした。日本での私の所属は外国語学部ポルトガル語専攻で、ポルトガル語と英語の習得を大学卒業までの目標にしています。
ポルトガル語に関しては、2017年に1年間ブラジルに留学したため、ある程度話せるようになったのですが、ポルトガル語ばかりで生活していたため、英語が完全に抜けてしまいました(笑) 。それを取り戻すことが今回の留学に踏み切った理由の一つでもあります。
そして、この留学を決断させた最大の理由が、もう少し世界を見たいという気持ちでした。ブラジルでの留学を終え、本来であるならば就職活動をし、今は社会に出て働いているはずですが、なにかそうすることがもったいないなあ、アメリカに行けなかったことを後悔するんだろうなと思いました。
実際、ブラジルで知り合った人達はみな、自分の年齢に関係なく、また自分達の将来を良い意味で深く考えず、自分が勉強したいことをやりたいことをしていて、そんな彼らが私には新鮮で輝いて見えました。そういった彼らの生き方が自分は世界に出て見なければいけないものがたくさんあると思わせてくれました。そこで改めて自分の原点に戻ったときに、アメリカへの留学に挑戦しようと思いました。
アメリカへの留学はどのように準備したのか?

私の場合は、大阪大学がテキサスA&M大学と大学間協定を結んでいたため、交換留学という形で申請をしました。交換留学は単位を互換してもらえるというメリットがある反面、申請や審査は少し厳しいです。私の大学ではIELTSのスコア(6.0以上)、留学先での学習、研究内容を留学希望先につき日本語と英語で一枚ずつ、推薦書そしてその他諸々の申請書類が必須でした。
学習・研究内容については自分の卒業論文のテーマに沿った履修を考えていたのでそれ程苦労はしませんでしたが、IELTS に関しては経済的にも時間的にもかなりの労力を費やしました(笑) 。前の項目でも述べたように、ポルトガル語が英語を完全に上回ってしまっていて、Reading やWriting はそれ程苦労しなかったですが、Speakingにかなりの影響がでました。英語の感覚を取り戻すべく、英会話に通い(かなりお金がかかりました)、なんとか提出スコアの最低ラインにのせることができました。それ以外の手続きに関しては大学の交換留学担当課の方がサポートしていただいたのでスムーズに申請ができました。
なぜアメリカで、その留学先を選んだのか?

前の項目でもお話ししたように、私の大学ではIELTS の最低ラインのスコアが6.0です。しかし、アメリカへの留学の場合は協定校のほとんどが6.5以上でないと受け入れてくれませんでした。つまり、6.0で提出できるのがテキサスA&M大学しかありませんでした(笑)。他の国への留学も検討しましたが、自分の夢を実現するべく今の大学を第一希望留学先にして申請しました。
上記に関しては、制度上の問題でやむを得なくという感じですが、この大学の一番の希望理由としては自分の卒業論文のテーマに関する授業の取り扱いの豊富さでした。私の卒業論文のテーマはジェンダー研究に関する内容で、特にブラジルにおけるセクシュアリティに焦点を当てて研究をしています。正直なところ、日本の大学ではこの分野を取り扱っている授業があまり展開されておらず、まだまだ発展途上な学問であると思います。
その一方で、アメリカではこの分野の研究がかなり進んでおり、参考資料等も豊富にあります。実際に授業の中でも自分の研究分野に役立つ情報や知識を得られているので、この大学を選んで正解だったなと感じています。
アメリカでの留学先の第一印象を教えてください

率直に言うと、大学以外に何もない町です(笑)。カレッジステーションという名前の通り、町のほとんどが大学のキャンパスで、実際に大学内で生活が完結してしまいます。一応、キャンパスの敷地面積はアメリカでも最大規模で構内に空港や発電所などがあります。調べて計算したところ、東京ディズニーランドの約43倍、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの約40倍程です。
現地の人達に関しては、自分が思っていたよりもはるかにフレンドリーでした。大学だけの町なので触れ合う人達も必然的に大学生にはなるのですが、みんなとても良い人達ばかりで困っているとすぐ助けてくれます。また、知らない人でもすれ違い際に、”Howdy!”( 南部特有の挨拶)と挨拶してくれるなど、個人的な印象としてはどこかブラジルに似た陽気な雰囲気が漂っているなと感じました。
アメリカへの留学で実現したいこと

間違いなく英語能力の向上です。今アメリカに留学ができている時点で自分の入学当初からの夢は叶えることができました。次の目標として、自分の英語を将来仕事に役立たせることができるレベルまで上げたいと思っています。現時点ではまだまだ自分の納得できるようなレベルにまでは達していません。授業などで話している内容などはある程度理解できるものの、個人単位での話し合いとなると自分の意見が十分に伝えきれず、非常に歯がゆい思いをしています。ですので、具体的な目標としては自分の意見をきっちり伝えることそして、自分の研究内容について英語で詳しく説明できるようになること、この2つができるレベルを目指すことを直近の目標として掲げています。
また、研究内容に関しても、着実に知識や情報量は増えてきているので、それをいかに自分の研究に反映させることができるか、いかに自分のテーマとリンクさせるかを今後より詰めていき、留学が終わる頃にはある程度のアウトラインが完成している状態にしたいと思います。
あとは、個人的な目標ではありますが、アメリカで彼女を作りたいです。
まとめ

いかがでしたでしょうか?雄大な土地が広がるテキサスのカレッジステーションにあるテキサスA&M大学(TEXAS A&M University)に通う池谷さんですが、ポルトガル語と同様に英語もマスターしたいという姿勢で留学に取り組まれているようです。日本とアメリカの生活スタイルの違い、語学力のハンデを乗り越えながら、自分のなりたい姿に向かって突き進んでいっていただくことを願っております。アメリカのテキサスA&M大学(TEXAS A&M University)で交換留学をしている池谷さんですが、その様子は引き続き、このmAmerica(まめりか)で共有していただきます。次回の投稿もお楽しみに!