吉山さんのシティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所留学体験記②【アメスマ交換留学】

シティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所の様子

海外に留学する、と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?楽しそう?大変なことも多そう?実際に行ってきたことのある方のお話を聞いてみないとなかなかイメージしずらいところもあるかもしれません。そこでmAmericaでは、日本人留学生グループ、現役の交換留学生の皆さん、アメリカでSIM・スマホサービスを提供するアメスマさんにご協力いただき、各地から現地事情をお伝えしてもらう企画「アメスマ交換留学」をお届けしております。

今回は現在、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス、シティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所(Beckman Research Institute of the City of Hope)へ交換留学をしている吉山さんに、シティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所の様子や研究内容について、お話してもらいました。今後、アメリカ留学を目指す皆さんにとって、必見の内容です!

吉山さんの留学体験記、第一回目の記事をご覧になっていない方は、「吉山さんのシティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所留学体験記①【アメスマ交換留学】」を先にお読みいただくことをオススメ致します。

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シティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所基本情報

シティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所の様子

・ ロケーション

私が通うシティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所(Beckman Research Institute of the City of Hope)はロサンゼルスのダウンタウンから北東に行った郊外、Duarteにあります。電車でダウンタウンまで30分くらいです。

 

・キャンパスの雰囲気、施設情報

シティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所の様子

私が留学しているシティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所(Beckman Research Institute of the City of Hope) はがん治療を目的とした病院施設と、それに関係する研究施設が一緒になった施設です。キャンパス内は静かで落ち着いた雰囲気です。大学はないので学部生はいませんが、The Irell & Manella Graduate Schoolという大学院施設があるので、大学院生はたまに見かけます。しかし、普段キャンパス内を歩いていて見かける人たちは研究者や医者、患者さんが多いなという印象を受けます。

カフェテリア

カフェテリアは病院から少し離れたところにあって、メニューの中には、寿司、ピザ、ポテト、スープ、野菜の取り放題、定食メニューなどがあります。他の外食店よりは安いですが、1食700円といった感じで学生にとっては少し高めの値段設定なので、日本と同じ感覚で毎日は外食できないなと思います(笑)。また、病院内にお土産屋さん、スターバックス、他のカフェもあり、月、水、金にはGonda Buildingの近くに露店を開いているので、毎日気分を変えて食事を楽しむことができます。私は自分で昼食を作って持ってきてラボ内の休憩所で食べるので、カフェテリアは使わずに節約しています。

図書館

また、図書館(Graff Library)ではコンピューターがおいてあり、City of Hopeの学生は誰でも気軽に使えます。本も置いてありますが、オンライン書籍のほうが充実していると聞きました。また私のラボでは、図書館内の会議室を使って毎週金曜日にラボミーティングをしています。睡眠をとるスペース(ソファー)もあり、ラボの仕事をしていて、昼間に眠たくなった時は図書館で1時間くらい睡眠をとっています。図書館の中にトレーニングマシーンがあるので使っている人もたまにいます。図書館は6時以降には入れなくなるので、使いたいときは早めに入るようにしています。

その他キャンパス情報

 キャンパス内には日本庭園があり、鯉や亀が池の中を泳いでいます。みんなが毎朝エサを与えるので、池の鯉はとても太っています(笑)。人が少なくて落ち着いた場所なので、ランチ時に行くととても落ち着く場所です。 また、キャンパス内に公園があるのでそこでサッカーをしている人も見かけます。僕も一回参加しましたが、日中は暑すぎて一回でやめてしまいました。City of Hope内で週に2回バスケをするグループもあるみたいです

 

・ 大学が得意な研究分野

癌と糖尿病です。 シティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所(Beckman Research Institute of the City of Hope) はトランスレーショナルリサーチという研究の成果を素早く臨床へ橋渡しをし、創薬や治療に応用する研究が盛んに行われています。トランスレーショナルリサーチを用いて人工インスリンの開発やハーセプチン、アバスチン、リツキサンなどの抗がん剤を開発しています。また、2019年には全米の癌分野に優れた病院ランキングで11位を獲得し、全米でも有数の癌分野の専門機関として認知されています。他にも、CAR-T療法などの臨床実験や造血幹細胞移植などに取り組んでいて、そこも強みだと思います。

 

・ 外国人留学生や日本人の数

私が通うシティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所(Beckman Research Institute of the City of Hope) は厳密には大学ではないので、外国人留学生はあまり多くないです。しかし、ゼロというわけではなくInternational Students and Scholars Officeを経由して来ている留学生がいるので、今現在で外国人留学生は10人くらいだと思います。台湾人の学生や日本人の学生、スイス人の学生が来ています。

他には、インターンシップで来ているアメリカ国内の大学生、高校生がいます。彼らのプログラムはEugene and Ruth Roberts Summer Student Academyと呼ばれるものです。大体50~100人くらいいたかなぁと思います。2か月の間、研究室に所属し研究体験をするコースでアメリカ国内の学生が立候補して高い倍率の中から選ばれた学生が来ているそうです。

また、シティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所(Beckman Research Institute of the City of Hope)内には日本人は研究者が10人くらい、日本人留学生は今、同じ山口大学から来ている学生が3人います。早稲田の学生や日本大学の学生も違う時期にいたみたいです。

 

・ 研究室情報

研究室はMolecular Biology & Proteomics CoreでMarkus Kalkum先生がラボの責任者です。先生はドイツ人でとてもやさしくて面白いです。ラボのメンバーもドイツ、アルメニア、イスラエルと多くの国から来ていてとても国際的です。研究は主に質量分析器を用いた生体内物質の解析を行っています。私が参加しているプロジェクトはボツリヌス神経毒の早期診断法の確立とアスペルギルスなどの真菌のワクチン候補を探るプロジェクトをしています。

 

・ 留学先大学補足情報

シティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所(Beckman Research Institute of the City of Hope) はメインキャンパス以外にも外部に小さいキャンパスがMonrovia, Arcadiaにあります。

 

留学先での授業、研究情報

シティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所の様子

私が参加しているのはGlobal Summer Programという12週間の研究プログラムなので留学先で授業は受けていませんが、毎週Beckman Research Instituteの5階でがんや糖尿病に関するセミナーをやっており、自由に参加できます。私の実際の留学期間は5か月なのですが、このGlobal Summer Programよりオーバーしているので、12週間の前後の期間はデータアナリシスや論文作成、発表原稿のまとめに当てようと思っています。このプログラムは山口大学の先生から紹介されて知りました。他の大学の医学生の方は大学がシティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所(Beckman Research Institute of the City of Hope)と連携してないと参加するのは厳しいかもしれないです。ビザは一般的な研究ビザであるJ1ではなく、学生ビザのF1で来ています。比較的簡単にとれるビザだったので、手続きが早く済んだ記憶があります。

シティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所(Beckman Research Institute of the City of Hope) でお世話になっている先生は山口先生です。いろいろイベントのお誘いや、日本人グループの紹介を受けたことがありました。シティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所(Beckman Research Institute of the City of Hope) では七夕祭等の日本人のイベントに招待していただきました。短冊に願い事を書いたり、日本舞踊が見れたり、日本の和菓子が久しぶりに食べられたりして、日本を思い出せて嬉しかったです。

 ラボに関する情報ですが、先ほども述べた通り、ラボの責任者はMarkus Kalkum先生で、私は今ボツリヌス神経毒の早期診断法の確立とアスペルギルスなどの真菌のワクチン候補を探るプロジェクトをやらせていただいています。ラボワークは月曜から金曜までで9時から17時までです。アメリカでは仕事がひと段落して時間になったらみんなすぐ家に帰り自分の時間を大切にしているという印象があり、日本とは違って面白いなと感じます。また、土日は近くのロサンゼルスのダウンタウンに行って本屋さんに行ったり、友達と食事をとったりして自分の時間を楽しんでいます。

大学の研究室の様子

少し掘り下げて今やってることを説明しますと、細胞培養や HPLCを用いたタンパク質精製、質量分析器の解析方法を学んでいます。私にとっては実際の研究経験が日本で乏しかったことと、英語で学ぶので一発でわからないこと、理解できないことが多くて毎日大変です。しかし、アメリカの研究員たちはわからないことをしっかり教えてくださるのでとても親切だと思います。まだ基本的な手技が身についてないので研究データや成果のほうは思うように出ていませんが、これからも頑張っていきたいと考えています。

まとめ

アメリカの信号機

いかがでしたでしょうか?専門的な内容でチャレンジングなアメリカ留学生活を過ごす吉山さんですが、自分のスタイルを見つけながら上手く留学生活を充実させたものにしているのが良くわかりましたね。ロサンゼルスのシティ・オブ・ホープ・ベックマン研究所(Beckman Research Institute of the City of Hope)で研究活動をする吉山さんですが、その様子は引き続き、このmAmerica(まめりか)で共有していただきます。次回の投稿もお楽しみに!

 

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