アメリカ留学の住宅事情（カンザス編）【アメスマ交換留学】
海外に留学する、と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか？楽しそう？大変なことも多そう？実際に行ってきたことのある方のお話を聞いてみないとなかなかイメージしずらいところもあるかもしれません。そこでmAmericaでは、日本人留学生グループ、現役の交換留学生の皆さん、アメリカでSIM・スマホサービスを提供するアメスマさんにご協力いただき、各地から現地事情をお伝えしてもらう企画「アメスマ交換留学」をお届けしております。
今回は現在、アメリカのカンザス州のカンザス大学（the University of Kansas）に交換留学中の須賀田さんに、留学中の住居に関して、色々とお話してもらいました。今後、アメリカ留学を目指す皆さんにとって、必見の内容です！
須賀田さんの留学体験記、第一回目の記事をご覧になっていない方は、「須賀田さんのカンザス大学留学体験記①【アメスマ交換留学】」を先にお読みいただくことをオススメ致します。
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留学中の住居、どうやって決めましたか？
私は大学の交換留学できているので、歴代の先輩たちの帰国レポートを見ながら住むところを決めました。私の留学しているカンザス大学にはアパートメントとドームの二つの選択肢があり、その2つを選んだ後に、ドームの場合は5個くらいのドームの中から自分の好きな場所を選びます。
アパートメントとドームの主な違いはキッチンがついているかどうかと料金です。アパートメントは各部屋にキッチンがついていて比較的値段が安めです。一方ドームは場所によりますが、各部屋にキッチンはなく、共同キッチンで比較的値段が高めです。私は自炊をしたかったのでキッチンのついているアパートメントを選びました。歴代の先輩たちもアパートメントを選んでいる人が多かったです。
建物のタイプを選んだ後は、細かい部屋の特徴を選んでいきます。私の選んだアパートメントだと棟が4つあり、A棟とD棟は改築された比較的きれいな棟です。値段は改築前のB棟とC棟に比べると少し高いですが、水回りなどが改築済みの棟の方が綺麗だったのでD棟を選びました。そして最後にルームメイトの人数を選ぶことができます。2人用の部屋を選ぶと、お風呂場とキッチン、リビングだけを共有することになり、一人部屋を持つことができます。2人用の部屋を選ぶと、上記の共有部分に加えて、ベッドルームも共有になります。私は4人部屋の方が値段が安かったので4人部屋を選びました。
今はどのようなところに住んでますか？
私は現在、Jayhawker Towerというアパートメントに住んでいます。Jayhawker TowerにはA〜Dまでの4つの棟があり、上記の通りA棟とD棟が改築済、B棟とC棟が改築前の建物になります。値段は1ヶ月日本円で7万円程度です。気に入っている点はキッチンがついているところです。4つのコンロと大きな冷凍庫付きの冷蔵庫、そして食洗機がついているため、自炊をすることができます。私の大学はミールプランがとても高いので、キッチンがついているアパートメントにして正解だったなと感じています。
問題点としてはファイヤーアラームの誤報がとても多いことです。1ヶ月に一回は爆音の警報が鳴り響き警察が来るので、その点だけは改善してほしいなと感じています。また4人部屋だとベッドが二段ベッドで、一段目の部分に勉強机がくるタイプのベッドになります。人が下に寝ているわけではないので、寝心地が悪いことはなかったのですが、登り下りやベッドの上で携帯を充電しようと思うと、少し大変でした。
住環境はどうですか？
私たちが住んでいるアパートは四つの棟が隣接していて、一番真ん中にあるB棟に、入居時の受付や、宅配便の受け取りをするオフイスがあります。B棟にはパソコンルームがあり、そこで無料で印刷をすることができます。洗濯機と乾燥機は無料で使うことができて、それぞれの棟に3台ずつあります。週末などはみんな洗濯をするので、すぐ埋まってしまいます。しかし、B棟には20個ほどの洗濯機があるので、混み合っているときはB棟まで行って洗濯をしています。
アパートメントは比較的上級生が住むことが多いので、寮内での交流や、イベントなどは少なめです。しかし1ヶ月に一回グロッサリービンゴという、ビンゴ形式で、日用品をもらうことのできるイベントが開催されています。一方で、キッチンがなくミールプランをつけることが必須のドームは比較的下級生が住んでいることが多いので、ハロウィンやクリスマスなど様々なイベントが行われ、住んでいる階ごとにグループチャットがあるくらい交流が盛んだそうです。
留学前の自分にアドバイスをどうぞ！
私は寮の申し込みが遅く、最初は希望していたアパートメントが満室で高いドームしか選ぶことができなかったのでとても焦りました。結局はキャンセル待ちをして今のアパートメントに入れることになったのですが、留学前の自分には早めに準備することをアドバイスしたいです。
また、初めはミールプランをつけていたのですが、とても高いので途中でドロップしました。アパートメントはキッチンがついていて自炊もできるし、様々な団体でのフリーフードの機会も多かったので、ミールプランは最初からつけなくてもよかったなと感じています。ドームだとミールプランが必須になってしまうので、その点ではアパートメントを選んで本当に正解だったと思います。私の日本人の友達二人はミールプランをやめるために、ドームからアパートメントに引越しをしていたので、留学前の自分にはアパートメントを選んで正解だよとアドバイスしたいです。
ルームメイトの人数は4人を選んだので、寝室もシェアするタイプの部屋でした。私はとてもルームメイトに恵まれ、不満は一つもなかったのですが、友達の話を聞いているとルームメイトとの関係で苦労をしている人も多いみたいです。後から振り返ってみると、少し値段は高くなりますが、二人部屋を選んでおいたほうが安全だったかなと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか？カンザス州ローレンスで留学生活を過ごす須賀田さんですが、食事面や洗濯などで最初は苦労があったようですが、途中からミールプランを解除したり、ご自身のライフスタイルに合わせて対応されている様子が印象的でした！カンザス州のカンザス大学（the University of Kansas）に留学する須賀田さんですが、その様子は引き続き、このmAmerica（まめりか）で共有していただきます。次回の投稿もお楽しみに！