アメリカ留学の住宅事情(ペンシルバニア編)【アメスマ交換留学】

ペンシルバニアの様子 海外に留学する、と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?楽しそう?大変なことも多そう?実際に行ってきたことのある方のお話を聞いてみないとなかなかイメージしずらいところもあるかもしれません。そこでmAmericaでは、日本人留学生グループ、現役の交換留学生の皆さん、アメリカでSIM・スマホサービスを提供するアメスマさんにご協力いただき、各地から現地事情をお伝えしてもらう企画「アメスマ交換留学」をお届けしております。

今回は現在、アメリカのペンシルバニア州のスリッパリーロック大学(Slippery Rock University of Pennsylvania)へ交換留学をしている國弘さんに、留学中の住居に関して、色々とお話してもらいました。今後、アメリカ留学を目指す皆さんにとって、必見の内容です!

國弘さんの留学体験記、第一回目の記事をご覧になっていない方は、「國弘さんのスリッパリーロック大学留学体験記①【アメスマ交換留学】」を先にお読みいただくことをオススメ致します。

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留学中の住居、どうやって決めましたか?

ペンシルバニアの様子

まず、現在僕が住んでいる環境を少し紹介したいと思います。僕が通っているSlippery Rock Universityでは、交換留学生は、大学の敷地内にある「寮:dormitory」に住むことになっています。留学する前は「大学内に住むのか、それとも大学外でアパートを見つけないといけないのか」という不安がありました。しかし大学によっては住む場所が指定されていたりすることがあるので、「住む場所」に関しては留学先の大学にしっかり確認を取っておきましょう。

ということで、僕は大学寮で生活しているので、大学寮に関して紹介したいと思います。一言に大学寮と言っても様々なタイプがあります。価格が安いところ、高いところ、皆さんが住むところを決める条件は様々あると思います。実際、僕が通っている大学にも大きく分けて二つのタイプの大学寮があります。

「家賃は魅力的だけど、建物自体がかなり古いし3~4人でルームシェア、トイレやお風呂は同じフロアの人で共有」のタイプ。「家賃は高いけど、2人部屋でトイレやお風呂は別れていて、独立洗面台がある。さらにエントランスには朝早くから夜遅くまで営業しているカフェもある」タイプです。安いほうは日本円にして約3~4万円、高いほうは約7~8万円します。僕は後者の方を選びました。

家賃の安い寮は確かに魅力的でしたが、幸いにも僕の通っている日本の大学には昨年度に同じ大学に留学した先輩がいました。先輩は安いほうの寮に住んでいて、良いところも悪いところも話してくださいました。また親はその話を聞いて、家賃の高いほうの寮に住んでみたら?と後押ししてくれました。結果として家賃の高いほうの寮に住むことになりました。結果オーライだったのでよかったですが、もう少し早い段階から考え始めていたらよかったかなと少し思うところもあります。決め方としては自分の考えもあるかと思いますが、両親としっかり話し合って決めるのが無難かと思います。

今はどのようなところに住んでますか?

ペンシルバニアの様子

上記にもお話した通り、今は家賃が高めの大学の敷地内にある大学寮に住んでいます。値段としては月額7~8万円ほどです。月額に換算するとそれくらいの値段になります。というのも僕の通っている大学では「食」「住」にかかるお金はsemesterごとに前払いだからです。そして驚くことに電気や水道といった光熱費込みの値段です。でもその金額がまぁまぁします。

アメリカは日本と違って、物価が1.5倍くらい高いと考えておいたほうがいいと思います。僕は一瞬驚きましたが、ルームメイトから「これが普通だよ」と聞いたときにはびっくりしました。ただ先ほどお話した通り、金額はかなり高いです。「そんなにするの?」と自問自答していました。ただ後々から聞くと、そこには少しからくりがあるようです。実は僕の大学には、学生なら無料で使えるジム、大学内を巡回する無料のシャトルバスがあります。ジムに関してはほとんど毎日利用しています。それらの維持費を学生から少しずつ徴収しているからです。それらを考えると一般的な家賃かなと思います。

住環境はどうですか?

ペンシルバニアの様子

住環境と言っても様々あると思います。そこで僕なりに寮の中と外で分けてみました。

・寮の中:僕の通っているSlippery Rock Universityの大学寮は学生によって運営されている、いわゆる自治寮です。そのため学生間によるコミュニケーションはとても重要です。僕も日常会話で英語力が鍛えられたように感じています。日本人も含め留学生は僕一人です。日本人で珍しいということも手伝っていろいろな質問(日本文化とかアニメとか)がとんできます。留学生に興味をよく持ってくれるので、交流は盛んです。また各寮において、独自のイベントがあり、寮の様々な学生と交流ができます。ジムは比較的、寮などの居住スペースから近いところにあるので、毎日通うようになりました。

・寮の外:寮の外は自然が多いのが、Slippery Rock Universityの特徴です。四季折々の植物が植えてあり、同じ通学路でも日々、新しい発見が出来ます。生活していてとても心地いいです。また冬には雪がたくさん降ります。雪と自然のコントラストも最高です。また留学生との交流は比較的多いと思います。留学生と地元の学生という区別もないですし、みんな仲良く接してくれます。

また年に一回ですが、International Education Weekがあり、その週は留学生が主役になります。ファッションショーや出身国について語る座談会のような催し、極め付きはInternational Dinnerで各国の料理を振舞うことが出来ます。寮の中でも寮の外でも留学生はどちらかと言うととても際立って見えるそうです。(友達に聞きました)とてもレアな存在なので、脚光を浴びること間違いなしです。

留学前の自分にアドバイスをどうぞ!

ペンシルバニアの様子

今だからこそ留学前にアドバイスできることは、「いろいろな情報についてしっかりリサーチしておけ」ということです。食べ物や生活習慣など様々ありますが、その中で僕がまず調べたことはやはり「住むこと」に関連したことです。もちろん寮生活なので、僕の住む寮が果たしてどんなところなのかということも重要ですが、「こういうところも調べておけばよかった」と思うことを紹介します。

まず重要なのは「水」です。「水」は日本と違い、アメリカの水のイメージは「硬水」と思っている人も多いと思います。僕も留学前はそのイメージが強かったです。しかし留学してみると水道水は「飲めるもんじゃねぇ」って思ってしまいました。僕のイメージのはるか上をいく硬水でした。飲み水だけならいいのですが、それがシャワーの時にも使います。おかげさまで髪はごわごわになりそうです。「水」は僕たちの生活になくてはならないものです。なのでしっかり調べておいたほうがいいと思います。「じゃぁそんな水道水を毎日飲んでるんですか?」と疑問に思う人もいると思います。大丈夫です。おそらくアメリカの全ての大学にpurified waterなんて名前の付いた給水マシンがあります。そこでは無料で濾過された水を飲むことが出来ます。なので安心してください。

次に皆さんが持っているんではないかと思う疑問「友達ってどうやったら作りやすいですか?」に対してお答えしたいと思います。アメリカでは週末は毎週といっていいほどパーティ―をやっています。クラスで仲良しな男の子も、同じ寮でかわいいなって気になっている女の子もいたりします(実際に僕が経験した話です)。「アメリカのパーティーと聞いて少し危ないイメージを持つかもしれませんが、とてもいい場所です。友人が親友になり、知り合いが友達になり、どんどん人脈が広がっていきます。週末はパーティーに参加してみるのもいいかもしれません。人脈も広がるし、自身の英語力も上達します。いいことばかりとまでは言えませんが、プラスになると思いますよ。

まとめ

アメリカの交換留学を考える時間

いかがでしたでしょうか?ペンシルバニアで留学生活を過ごす國弘さんですが、最初はアメリカの家賃の高さに驚いたようでした。お水の問題もアメリカあるあるで大変参考になりますね。ペンシルバニア州のスリッパリーロック大学(Slippery Rock University of Pennsylvania)に留学する國弘さんですが、その様子は引き続き、このmAmerica(まめりか)で共有していただきます。次回の投稿もお楽しみに!

 

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