アメリカ留学の住宅事情(ノースカロライナ編)【アメスマ交換留学】

ノースカロライナ州にあるギルフォード大学の様子 海外に留学する、と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?楽しそう?大変なことも多そう?実際に行ってきたことのある方のお話を聞いてみないとなかなかイメージしずらいところもあるかもしれません。そこでmAmericaでは、日本人留学生グループ、現役の交換留学生の皆さん、アメリカでSIM・スマホサービスを提供するアメスマさんにご協力いただき、各地から現地事情をお伝えしてもらう企画「アメスマ交換留学」をお届けしております。

今回は現在、アメリカのノースカロライナ州のギルフォード大学(Guilford College)へ交換留学をしている名取さんに、留学中の住居に関して、色々とお話してもらいました。今後、アメリカ留学を目指す皆さんにとって、必見の内容です!

名取さんの留学体験記、第一回目の記事をご覧になっていない方は、「名取さんのギルフォード大学留学体験記①【アメスマ交換留学】」を先にお読みいただくことをオススメ致します。

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留学中の住居、どうやって決めましたか?

ノースカロライナ州にあるギルフォード大学の様子

私の留学先であるギルフォード大学では交換留学生はキャンパスに住むことが前提とされています。そのため、私はキャンパス内にある寮とアパートの情報を大学の公式サイトで調べて申請を出しました。キャンパスには男女混合寮が二つ、女子寮が一つ、新入生専用の寮が二つあります。新入生専用寮が二つもあるのは、新入生は必ず寮に住まなければいけないというルールがあるからです。

ギルフォード大学のキャンパスはとても小さいので寮からどの建物に行くにも数分しかかかりません。寝坊しても授業には間に合うし、授業の合間に部屋に戻ることができるのはとても楽で便利です。日本では毎日1時間半かけて大学に通っていたのでその生活に戻れる気がしません(笑)アパートもキャンパス内にはありますが、外れの方にあるので寮と比べると少し不便です。

寮は1人部屋か2人部屋を選ぶことができますが、2人部屋は一学期3,000ドル、1人部屋は4,400ドルとかなり違います。アパートに住む場合は追加で800ドルほどかかります。日本の大学の寮費がわからないので比べようがないですが、少し高い印象でした。

今はどのようなところに住んでますか?

ノースカロライナ州にあるギルフォード大学の様子

設備に関してですが、寮は3階建で地下にランドリーとジム、一階にはキッチンとラウンジがあり、各階にトイレとシャワールーム、冷水機が設置されています。ジムは私の住んでいる寮にしかないのですが、ウォーキングマシーンなどはもちろん、ヨガマットやダンベル、大きな鏡もあって設備は十分です。他の寮には卓球台やビリヤード台があるのでたまに遊びに行ったりします。

また、男女混合寮ではトイレとシャワーがジェンダーフリーに統一されています。これはLGBTQ+に対する配慮で最近導入されたものだそうです。始めは抵抗がありましたが今では慣れましたし、これが私がLGBTQ+について考える一つのきっかけにもなりました。

住環境はどうですか?

ノースカロライナ州にあるギルフォード大学の様子

私の日本で通っている国際基督教大学の寮では寮内での交流会が多いため寮生はとても仲が良く、それが私の寮生になることに対しての楽しみなことでした。しかし、残念なことにギルフォード大学の寮には交流会などのイベントは一切なく、参加必須の顔合わせ会にも半分がこない始末。廊下ですれ違った時に挨拶をしても返して来れない人も少なくなく、なんだか寂しかったです(笑)

ただ、自分の部屋の近くに住んでいる人達とはよく顔を合わせるのでたまに話をしたりします。寮生活の楽しいところは友達の部屋に遊びに行ったり、逆に自分の部屋に友達を呼ぶことが簡単なところでしょうか。また、ラウンジで夜中まで映画を見たり、キャンパスに住んでる友人を集めてみんなで料理を作ったりするのもとても楽しいです。また、深夜まで図書館にいてもすぐに帰れる距離に部屋があるのは安心で便利だと思います。

一つ厄介だったのはルーミーです。ルーミーは寮の申請時のアンケート(自分の性格、朝型夜型、興味など)を元に割り振られるのですが、私は1人目のルーミーとトラブルがあり留学開始早々かなり辛い思いをしました。最終的にそのルーミーは別の寮に移り、問題は解決しましたが、他のギルフォードに留学にきている日本人の友人たちもルーミーが深夜までゲームをしていて眠れない、体臭がきつい、自分が勉強をしていても配慮が全くない…などと問題を抱えている人が多いです。

もちろん、これは日本人同士でも起こり得ることですが、文化が違う他人との関わり方、部屋での過ごし方、シャワーに入る頻度や時間、など些細なことでも違いがたくさんあります。それは友達としての付き合いなら全く気にならなくても同じ部屋に住むとなると気になること、我慢できないことがあるし、そこが寮生活をする上で難しいことだと思いました。

留学前の自分にアドバイスをどうぞ!

ノースカロライナ州にあるギルフォード大学の様子

どんなルーミーになるかは運なところもありますが、大事なことは自分が我慢をしないこと、きちんと自分の基本的なライフスタイルを始めに伝えることだと感じました。自分が留学先の文化に慣れる必要はありますが、自分が我慢してまで生活を変える必要はないということです。ただ、同じ部屋をシェアする上で自分のことを伝えること、相手のことを知ることで良い関係を築く努力は必要だと思います。もしも相手の連絡先がわかるなら、ルーミーになる人と留学前からメールのやりとりをしておくのもいいと思います。

それでも上手くいかない場合は相性の問題だと諦めて部屋を変えることも一つの手です。現在、私は新しいルーミーと部屋をシェアしていますが彼女とはとても上手くやっています。1人目のルーミーでトラウマ気味になっていましたが、「ルーミーとの生活ってこんなに楽しいんだ!」と日々思えています。「住むところ」は留学生活の上でもっとも大事だと言っても過言ではありません。生活を始めるための事を事前に色々と調べておくことも大事ですが、その後の生活自体についてもあらかじめ考えおくといいかもしれません。

まとめ

ノースカロライナ州にあるギルフォード大学の様子

いかがでしたでしょうか?ノースカロライナ州で留学生活を過ごす名取さんですが、LGBTに関する驚きやルーミーとのトラブルが当初はあったようです。ルームメートや友人関係のトラブルは自分だけでの解決は難しいかもしれませんが、そういうこともあると心算をしておくことで、実際に対処するときに冷静に判断できるように思います。色々なところで情報収集しておいて、いざトラブルに遭ったときにも対処できるようにしておきましょう!ノースカロライナ州のギルフォード大学(Guilford College)に留学する名取さんですが、その様子は引き続き、このmAmerica(まめりか)で共有していただきます。次回の投稿もお楽しみに!

 

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